【58日】クリニックの開院時間にみる、医療ニーズへの答え

突然ですが、保育園についてまずは考えてみます。

これまでよく頑張ってくれていました。あそこが無ければ安心して働くことができません。もし保育園がいち早くお休みになってしまうと、いろいろなところで社会活動に不都合が出てきます。

いまは育休期間中のため時短保育になっていますが、一般的に認定保育園では11時間/日までの保育利用が認められています。フルに使うとなると7-18時という長い時間あずけているわけです。すごいですよね。求められるものに答えようとした結果がこの時間です。これくらい預かってもらわないとフルタイムでは働けません。

ではクリニックの開院時間ってどうなんでしょう??よく聞く話では働きながらではなかなか受診できないという状況です。

かと言って、長く開けていれば良いものでもないし、短すぎたり、望む時間ではなかったりといろいろ。病院だと休日にやってないから困ることも。。。


ファミリハつくばの開院時間はちょっと変則的です。いまのところヨシダアートさんにこんな感じで作ってもらっています。

診療案内修正

AM診療 8-13時
PM診療 16-19時

働く人や子育て中の方。そして小中学生を意識した設定になっています。

朝早く、学校に行く前に受診したい人がいる。仕事から帰ってきてこどもを連れて受診したい人がいる。上のこどもが幼稚園に行っている間に受診したい人がいる。

さまざまなニーズに対応。そして、平日だけではなく休日の設定も変わっています。

完全に休みにしているのは基本的に日曜日だけで、土曜日や祝日も午前中は基本開ける予定です。

『基本』というのはきっと不定期で休みを入れたり、診療時間を短縮したりするということ。

ここを可能にするシステムが『LINE予約』や『公式SNS』。


予約をとる際は当日の朝までがリミットです。そこですでに枠が無ければあきらめるか他の日の予約を探します。他のクリニックに行くこともアルかも。。。骨折や流血するような怪我などの急性外傷はあまり想定していないのですが、もしかしたら当日になってかかりたいという方がいるかもしれません。

当日予約でその分をカバーしています。加えて、臨時の休業の際はSNS(やホームページ)でその予定を上げていくことにします。

そうすることで自然とSNSやホームページへの誘導、予約システムの使用についての抵抗がなくなり、便利なものへと変わっていくと思います。


そのために予約システムの調整にはかなりの労力を使っています。

もう少しで完成です。そして予約開始です。

いましばらくお待ちください。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター


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