【92日】コンセプトを振り返ってみるよ。

こんばんは!今日はほんのり暖かい日でしたね。もう春が来てしまったのかとあせりました。まだ2月ですよね。準備中です。


今日は昔立てたクリニックのコンセプトを振り返ってみようと思います。

過去の記事はこちら↓

1.本物を追い求める医療機関

初回は記事の投稿日時を見ると2020年の4月8日。もう少しで2年も経ってしまいます。この間にいろいろありました。

自分の中の医療のあり方。他の施設や機関との連携の仕方についても学ぶことができ、さらにやらなければいけないことが明確になりました。

中心となる医療的な部分のコンセプトはやはり「自信を持ってすすめられる本物の医療」を提供することです。

そこには、「なぜ健康な状態が損なわれたのか」、「なぜ痛みが出ているのか」、「なぜなかなか元に戻らないのか」という、当たり前に患者さんが持つ疑問に回答できなければいけません。

クリニックは大きな総合病院などと比べると、できる検査や中にいる専門家の数は限られています。そこをきちんと理解し、次の行き先へバトンタッチすることも正しい医療の形です。


2.社会の変化に柔軟に対応する

なんて言っている間にコロナウィルス感染症大流行が起こってしまいました。

今必要な社会の変化。それはオンラインとオフラインの融合やDxだと思います。当院の予約や受診システムにもどんどんそういったことを取り入れています。

予約はWebとLINEで全ておこない、時間帯予約と順番待ち予約を受付ます。リハビリに関しても完全予約制とし、待ち時間を極力少なくする取組をしています。

支払は完全キャッシュレス化を行い、事前クレジットカードの登録による、その場でのノンストレスな支払と、自動支払機における各種タッチマネーやQRコード決済なども導入します。

SNSでの情報発信や、特徴ある施設を活かした動画配信なども検討しています。

3.クライアントと一緒に作り上げる医療

自分の作りたい医療の形がここにも表れています。

クライアントとはここでは患者さんのこと。

"よく分からないのでおまかせします” は受けません

自分の体なので、主体が自分発信でないと効果が低いからです。何事にも納得していただいた上で治療に臨んでいただきたいと思います。

こどもの方も同じで、自分がなんのために通っているのか、何をよくするためにリハビリをしているのかが分かっていないと意味がありません。

そこに来ている親も同様です。いま行っていること。これをやればできる様になること。次に何をすれば良いかということ。すべて伝えていきたいと思います。

4.診療科の枠にとらわれない医療

自分の専門は整形外科です。

ですが、すでに小児の中でもリハビリに特化しており、さらに児童精神科の先生やマタニティ&産後ママの体のことにも取り組んで行く予定です。

『整形外科だから高齢者の腰痛や肩痛をみるのが当たり前』では無いわけです。

むしろ診療でもなく、ただのコミュニティスペースであったり、情報交換、収集の場となることもできます。

将来的にはそういった取組をもっと大きくし、つくばの地にメディカルテーマパークを作ります。

5.新しい時代の人材を育成する

最近特に力を入れている部分です。

新人教育、特にリハビリの分野の教育はまだ正しい形が定まっていません。それこそ最初に働く場所で、今後の人生が決まってしまうと言っても過言ではありません。

しかし、それぞれの人が偶然良いものに合うかどうかはわからないのです。

これからの時代を生き抜く人材とは、自分でその判断ができ、専門ではないことに対しても柔軟にその考え方を取り入れ、新しい方向性を打ち出せる存在だと思います。

あらゆる壁を取っ払い、そういった人材がこのクリニックで育ち、次のステージでさらに活躍できる未来を期待します。


どうでしたか?

もともとのテーマに合わせて、今の気持ちを綴ってみました。

後々またホームページができるときにまとめてみたいと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?