【71日】こどもの成長するタイミング。成功ではなく失敗から学ぶこと

こんばんは!

引き続き雪遊びをしています。外には3mほどの雪の壁がそり立っていますう。

今日は天気が良く、若干暖かな日差しが降り注ぐ中みんなで気持ちよく。。。。も行かなかったかな。

これだけ最高のコンディションでもまだ4歳の娘には厳しい寒さだったらしく、歩いている途中でベソをかき出す始末。

「どうしたの?」と聞くと

『指先が冷たいの』と。

こういった特殊な環境はなかなか味わえないので、良いことも辛いことも全て吸収して帰って欲しいものです。


さて、そんな子どもの成長のためには成功体験が必要という話を最近よく聞く様になってきました。一般にも伝わっているのではないでしょうか。

ここでいう成功体験とは、自分の力で成し遂げたという経験であり、できなかったはずのことができる様になったという喜びが含まれています。

なので、“出来なかった”を知っていることも大切です。

それさえ知らない、自分が出来るのか出来ないのかも分かっていないと、出来たことも分かりません。なんだか押し問答の様な話ですが、それが現実であり、経験はそこから生まれます。

大自然の中で自分の存在をあらためて認識し、どうやって乗り越えるのかを一緒に考える機会。これはずっと都会で遊んでいるだけでは身につかないでしょう。

もちろんその辛い思いをした後には楽しいこともセットで行います。

あんなに嫌がってた雪の上を、午後になると軽快に走り、ソリで豪快に滑って転んでいました。

『イヤだからやらない』と、あっという間にさけてしまうことがあります。でもそれではもったいなく、何かしらの成長出来るチャンスなのかもしれません。無理矢理やらせるのではなく、その辺りの感覚や難易度の調整についてがセラピストの腕の見せ所です。

こういったことをもっといろいろな人に伝えたく、2月〜3月は珍しくセミナーなどが続きます。

看護師さんの就職事情や働き方について、新しく院長になる自分がおじゃましておしゃべりしてきます。子育てとの両立や、若手の将来設計など参考になれば幸いです。

そしても1つ。

以前出版した3年目までのリハビリ基礎本。そのおまけとしてのセミナーが開催されています。3月はついに自分に出番が回ってきました。

担当した記事は小児リハビリのいまのトレンドに関してちょろっと書いただけでしたが、自分のつくるクリニックがどれだけその環境を実現出来ているのかについて報告してこようと思います。

どちらも楽しみです。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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