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「いつか子どもが欲しい」と思ったら?ライフプランに関する本音をトーク

2020年10月10日(土)、妊活ライブ「人生をデザインしたい!おひとりさま妊カツ」を開催しました。ファミワンでは初めて取り上げるテーマです。

ゲストスピーカーは恋愛ウェブメディアAMの編集長・金井茉利絵さん、副編集長・大川枝里子さん。

「今すぐじゃないけど、いつか子どもは欲しい」
「卵子凍結保存ってどうなの?」

など、妊活やライフキャリアプランに関する女子のホンネについて、ファミワンの不妊症看護認定看護師・西岡さんといっしょにトークしました。

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Q.妊活の心構え、やっておくことはある?

西岡さんは、パートナーの有無にかかわらず、自分の生理周期や「正常な生理」について知識を持っておくことは重要だと言います。

「自分と他人の生理を比べる機会はあまりないですし、自分の出血量や痛みの程度が正常の範囲内なのか考えたことのある方は少ないと思います。

望ましいのは、かかりつけの婦人科を受診して検査をすること。特に30歳を超えたらがん検診はマスト!同時に超音波検査も受けておくと安心です。超音波検査は自費で3000円~4000円くらい。検査自体は痛みを感じない方が多いですが、性交痛のある方は子宮筋腫などの病気が隠れていることもあり、超音波検査でも少しお痛みがあるかもしれません」

金井さん・大川さんは、「生理痛があれば“今日は生理痛で~”と女性同士話すことはあっても、経血の量なんて気にしたことはなかった!」とビックリ😲されていました。

Q.卵子の状態ってどうやって調べるの?

西岡さん

「血液検査でAMH(抗ミュラー管ホルモン)という値を調べることができます。これは、卵子の在庫を調べる検査です。卵子は胎児の間に作られて、生まれた瞬間からどんどん減っていきます。AMHが0に近づくと、閉経に近づいているということになります。実年齢に関わらず、AMHが低い方もいらっしゃいます。

保険がきかない検査で5000円~1万円かかりますが、一般のレディースクリニックでも実施しているところがありますし、不妊治療専門クリニックではどこでも実施しています」

これには参加者の皆さんからも、「いちど計ってみたいです!」「自分のAMH気になります」とコメントが。

ご自身のライフプランを立てる参考に、検査を受けてみるのも良いかもしれませんね。

Q.卵子凍結って高いの?

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大川さん「卵子凍結って最近よく聞くけど、実際のところはどうなんでしょう。高いのかな?痛いのかな?など気になります」

西岡さん

「卵子凍結にかかるお値段は個人差が大きいです。卵子凍結をするには、卵子を体から取り出す“採卵”という手術をする必要があります。採卵が1回で済むことは、あまりありません。1回の採卵で取れる卵子の数には個人差があります。一度にあまり多くの卵子を採ろうとすると、身体への負荷もかかってしまいますから。

卵子は精子と受精すると受精卵になり、”胚盤胞”という状態まで成長します。胚盤胞は、妊娠の可能性が比較的高い受精卵の状態です。例えば35歳なら、胚盤胞まで育つ受精卵を得るためには、少なくとも10個くらいの卵子が必要です。10個の卵子を受精させても、そのうち何個が胚盤胞まで育つかはわかりません。胚盤胞が1個あったとしても、その胚盤胞が妊娠できるかどうかわかりません。

つまり、10個の卵子があれば安心というわけではないので、採卵は複数回行います。卵子を何個ストックしておくかは、主治医とよく話し合って決める必要があります」

西岡さん「ちなみに、1回の採卵にかかるお金は50~70万円だから、3回採卵しようと思うと×3のお値段がかかります」

金井さん・大川さん
「うおぉ~!」

西岡さん
「加えて、卵子を保存するために5万~10万円が毎年かかります。だから100万円単位のお金がかかります」

金井さん・大川さん
「うわぁ…」

西岡さん
「値段のことや、卵子凍結していれば確実に妊娠するとは限らないことを考えると、自分にとって卵子凍結が現実的かどうか、人それぞれの価値観によって変わってきますね」

ここで参加者の方から、「借金してでも卵子凍結した方が良いの?」とコメントが。

西岡さん「卵子凍結は、あくまで可能性を残しておくということ。お金をかけて卵子を保存しておいたからといって、妊娠するとは限りません。“今は仕事を大切にしたい・今はパートナーがいない。けれど将来的に子どもが欲しいから可能性を残しておきたい”という方には、”私には妊娠の可能性が残っている”という、心のお守りのような意味が大きいかもしれませんね」

金井さん「確かに、やることはやったと思えて気持ちは楽になりそうですね。だけど、100万円か…悩ましいですね…」

参加者の皆さんからは、「卵子凍結、気になる」「私、凍結してます!」といったコメントを頂きました。

他にも、こんなご質問についてお話ししました

「葉酸飲めばいいって聞くけど、いつから?それだけでいいの?」
「ブライダルチェックで検査を受けるのってアリ?」
「クリニックの選び方がわかりません」
「卵子凍結の対象年齢は?」
「卵子凍結、おすすめのクリニックはありますか?」
「未受精卵の凍結は技術的に難しいと聞きましたが、本当?」
「卵子や受精卵を凍結する技術は、海外と比べて差がありますか?」

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

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