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山海里まちの暮らし診る診療所家庭医・総合診療医が目指すところと発信する理由

自己紹介

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2020年のこの記事から1年以上が経過しました。

今でもこの診療所、この町で働けることに日々ドキドキ、ワクワクしています。

これまでは家庭医・総合診療医見習いでしたが、先日専門医試験に合格させて家庭医になりました。これでしっかり家庭医と言えます。とはいえ日々精進です。家庭医 の成長には日々の振り返りが大事と言われています。

引き続きこのnoteで想いの言語化をさせていただき、皆様と一緒に地域医療について考えるきっかけになれば幸いです。

暮らし診る診療所家庭医・総合診療医


山海里町の診療所で
外来や病棟、訪問診療、施設診療、医学教育を行っています。

暮らしを診るから人が診れる 人が診れるからまちが診れる

これが私やこの診療所で働くスタッフや提供されている医療・ケアの売りです!

目指すところ

筆者が働いているのは70年強の歴史がある公立診療所です。
診療所を地域に開いた場所にしたい、病気でなくても来れるような診療所にしたい。公立だからできないってことはないことを、住民や患者さん、診療所のスタッフや関係する方々のご理解を得ながら示していきたい。

病気だから、薬をもらいに診療所に行こうってだけではなくて、例えばカフェに来たけど今日はちょっと調子悪いから診察を受けよう、今日は郵便を出しに来たからついでに診察を受けよう、薬をもらって帰ろう、先生の顔を見て帰ろう、カフェでママ会をしていたら子供のワクチンの話が出たからついでに診療所に相談に行こう、「医療を受ける」ことが目的にならない、そんな公立診療所があってもいいんじゃないかなと思っています。

発信をする理由

・一緒にひとの暮らしを支える医療・まちづくりをする仲間が欲しい。
・現状向き合っている課題を解決して、前に進みたい。
・楽しさを伝えたい。

福井の診療所を基盤に活動する、いち家庭医がどんなことを考えたり、学んだりしているのかを、徒然に発信します。日々の想いを振り返って、言語化しながら、町の魅力、家庭医療・総合診療・地域医療の楽しさや難しさ、醍醐味をこのnoteで引き続き紹介、深めていければと思っています。

よろしくお願いします。

2021年11月15日