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アレルギー症状の改善と成績のパフォーマンスもアップ

小学4年生の男の子が腰痛や肩こり、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎の症状で来院。今日は5回目の治療(2ヶ月)だったが、鼻炎の症状もかなり改善されている様子で、集中力が以前よりも増して、成績も上がってきているとのことで学校の先生にも褒められたらしい。

ファミリーカイロで施術する前は、注意が散漫になることがあり、能力はあるはずなのに成績も芳しくないとのことで、お母さんのストレスにもなっている様子だった。ファミリーカイロに来院されるまでの数年間は、病院で処方されている薬を服用して、病院で鼻を洗浄してもらう処置をしてもらっていたとのこと。

それでも緑濁(青っ洟)の鼻汁が治らなかったとのこと。本質的な原因が改善されていないので、治らないのは当たり前といえば当たり前なのだが・・・・。お母さんも注意が散漫になっているということを心配されていたが、ストレスを開放しないままにしていると、無意識のうちに潜在的なストレスが気になって集中力が出なくなるだろう。

伸びる成績も実力が出せないまま悪循環を繰り返すことになるだろう。注意が散漫という症状で、頭に浮かぶのはADHD(注意欠陥/多動性障害)であるが、最近、その病名もよく聞かれるようになってきた。この症状も本質的には潜在的なストレスが関係しているはずだが、ホームページなどで記述されている内容は特徴や症状、診断基準などに留まり、本質的な原因にまでは言及されていないようだ。

ある小児科医のホームページによると、「原因としていろいろなものが考えられていますが、遺伝、環境物質、未熟児出産、感染などによる脳機能異常や微細脳障害など特徴的なものはありません。」と述べている。ファミリーカイロでもADHDのような疑いがあるという子供を診てみるとやはり、潜在的なストレス(誤作動記憶)が背景に隠れているようだ。しかし、そのような潜在的なストレスは、眼では確認できないため、西洋医学では原因としては取り上げられない。

ストレス(無意識の心の信号)が本質的な原因であるという証明は、臨床現場で因果関係を明確にして、コツコツと結果をだすという事例を紹介することが遠回りのようで、近道なのかもしれない。

2007年3月23日(金) 記

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