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前回の施術で、慢性的な不正出血が、8割ほど改善されたとのご報告をいただいた。
心身条件反射療法PCRT(ニューロパターンセラピー)で検査をしてみると、毎回、ご主人との関係で反応が示されていた。原因分析が浅いレベルだったようで、症状の改善に変化がなく、検査の反応も同じように繰り返し出ていた。

一般的な人が想像するような、夫婦の仲が悪いというのではない。ご主人の事は存じないので推測しかできないが、お互いに尊重し合われているご夫婦に感じる。それ故に、甘えたいけれども甘えられないという感情を抑えている潜在的な自分がいるという深い反応を示している様子。

とても深い内容の反応なので、「その事をご主人とお話しされてはどうですか?」とアドバイスさせていただいた。そして、その事をご主人に話されると、なぜか分からないけれども、涙がば~っと出てきたらしい。

ご本人曰く、自然に涙が出てきたこと自体、自分でもびっくりして、自分の潜在意識の中で溜め込んでいた感情なのだと改めて気付かされたと仰っていた。その結果、長く続いていた不正出血は8割ほど改善されたとのことで、原因の開放と、症状の改善が一致する。

もしも、その深い感情が解放されなければ、症状も長引いていただろう。心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を通じて、単に症状が改善されるだけではなく、深い内容の感情の抑圧に気付かれ、その本音を語り合い、ご夫婦の絆がさらに深まるというプロセスはとても感動的である。

2008年6月6日(金) 記

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