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純ジャパファミリー ドイツに住む その5


私は愛媛県の新居浜という人口12万人の田舎の都市で育ったのですが、実は住友鉱山で栄えた街でもあります。私はたまたま住友関連の転勤族の子どもたちが多く通う公立の小学校中学校に通っていて、何気に帰国子女が結構いたのです。漫画2コマ目の女の子は「親から、英語維持のためにネイティブの先生に英語を習わされてるのよ」なんて言っていましたが、今思うと、あんな田舎でよくネイティブの先生を見つけられたもんだな…。そして子どもに現地で覚えた英語を日本に帰ってからも維持させようと思う気持ち。これまたすごい。また3コマ目の初恋の男の子は、お母さんがとても教育に熱心だったようで、転校先の現地校の子達と私たちのクラスの子達とでお互いに文通をしましょうと提案したらしく、一人づつ文通パートナーが(適当に)宛がわれて文通をしたりしていました。私は「リズ」(おそらく本名はエリザベス)という黒人の女の子で、文通は3回くらい続いたのですが(私も子ども英会話に習っていたので少しは英語が書けたのです)プレゼントにクマのぬいぐるみが贈られてきたこともあったなあ。。。欧米ならではの独特なルーズリーフに書かれた、独特なアルファベットと(日本で見るアルファベットと違う!と思った)イラスト。今でもぼんやりとですが思い出すことができます。
その後は面倒くさくて音信不通になりましたが。。。今、どうしているんだろうな。とにかくインターネットもない時代に現地校に子どもを通わせたご両親、すごいなと改めて思います。

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