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チームファミーリエ・メンバー`s note

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「チームファミーリエ」のメンバーによるnoteマガジンです。弊社は各専門分野を持ったスペシャリストによって構成され、互いのスキルを補完し合いチームで事業を行っています。
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2020年8月の記事一覧

頭の隅っこにはビオラ

近藤です。 私はソロで楽器を演奏するのが本当に苦手。 本番で練習不足を悔いるのですが、時すでに遅し。その上、お客様の顔が見えると、「舞台の上で間違えるっていうのはとんでもないことだ」、という最初のピアノの先生のお説教が呪文のように頭に浮かんだりします。 このところはソロで弾くことはなくなりましたが、カルテットでビオラを演奏しています。指揮をしている時同様、聞き惚れちゃって、顔がにやけてきます。第一バイオリンの動きを見て最後の一音を出す時、毎回楽しいなあ、もっとやりたいな

ふと見上げたら

黒田です。 先日ものすごい天気がいいのに小雨が降っていたので 夫に「狐の嫁入りだね」と言ったら 「え?なにそれ??」と言われまして。 思わず「え?なにそれ??」と言い返しちゃったんですが。 彼とはともに暮らし始めて20年ですが、このネタはじめてだったのかな。 私もなぜ天気雨のことを狐の嫁入りと言うのかは分からないのですが そういうものだ、と思い込んで使ってるものって多いんですよね。 私的には、天気なのに雨が降っているという「ありえない現象」だから 狐の嫁入り(=人間に化

人のつながりで生きる

黒田です。 昔話をします。 15年前の今頃、出産して2か月ほどたった私は 完全な引きこもり生活を送っていました。 買い物をするときだけ近所のスーパー、コンビニに行き、 でも赤ちゃんが泣いちゃうといけないから最低限の回数と時間になり、 新潟から東京に引っ越してきたばかりで周囲に友人はおらず、 夫は朝早くから夜遅くまで仕事で休みも週に1日程度。 「今日、夫以外の大人としゃべったっけ? レジの人にどうも、って言ったくらいかな・・・」 こんな毎日。 たまに行くスーパーの休憩ベン

145冊の教科書

近藤です。 昨夜突然大雨が降りました。けれどもあっという間に上がったので空気はもわーんとしたまま朝を迎えた山の我が家です。 昨日は私の町の教育委員会の定例会がありました。 多分一年で最も傍聴人の多い日だったと思います。 というのも今年は来年度に中学校で使われる教科書を決める年で、昨日はまさにその採択をする日だったのでした。 今年、私たち教育委員の手元に届いた教科書はそれぞれの委員に全部で145冊ずつ。これを時間をかけて全て読み込んでいきます。そして、調査した専門委員

私の非日常は誰かの日常なわけで

黒田です。 残暑お見舞い申し上げます。 いや、申し上げてるくらいじゃ足りない。 皆で声かけあっていかないと命取りになる酷暑ですね。 この週末は家族全員でみじかい夏休みを満喫しておりました。 といっても帰省も旅行もできないこの夏。 ならば近場で楽しもう!と思い立ち都内ホテルの高層階に1泊してきました。 格安プランで予約できたのもありがたい限りです。 広めの部屋にトリプルベッド。 眼下にはミニチュアのような街が広がります。 そのホテルはショッピングモールの上にあるので買い物も

祖母と私の8月15日

朝から真っ青な青空が広がっている山の我が家。毎朝8時には温度計が29度に達していますが、風がカラッとしているので気持ちがいいです。 さて、今日は終戦の日ですね。今朝、1945年の8月15日もこんな天気だったのかもしれないなあ、と思ってベランダに出ました。 私が小さい頃はお盆休みを父の実家で過ごしていたのだろうと思います。長崎の原爆の日や終戦の日になるとテレビの声に合わせて祖母や祖父と黙祷した記憶があります。 祖母と私の二人で黙祷をした後、二人だけでじっと仰向けになって何

あぁやっぱりいい

黒田です。 今週、ひさしぶりに友人とお茶をしました。 プライベートで家族以外と外で会うのは3月以来かと。 本当は夜に飲みながら話したいくらいなのですが やはりコロナ感染のことも考えお茶でがまんすることに。 はじめて訪れたそのカフェは天井も高く テラス席との間仕切りをすべて取り払っていたので 空調が効きながらも外の風が感じられる気持ち良い空間。 テーブルも大きく間隔をあけて使用されていたので 向かい合った友人との距離を気にすることなくゆったり話すことができました。 オン

かならず終わりはやって来る

黒田です。 今週とある案件の納品を完了しました。 はじめて試みる内容でしたが 会計周りの仕事をしている私であればこのくらいの業務量でできるかなと想定して臨んだこの案件。 やってみると事はそうスムーズに運ばないことばかりでした。 予想以上に手間と時間がかかる。 可能と思っていたことが実は不可能だった。 役割分担の線引きが曖昧になり何度も連絡しあう。 想定外のことが次々に起こりちょっとこの案件を受けたことを後悔しそうに。 でもとにかく困りごとはひとりでかかえない。 そう決め

あすなろ演奏会

近藤です。 山の我が家では朝の日差しが痛い季節になりました。ビオラを弾いていると左の首の辺りにあせもができそうです。 私はコツコツ練習するのが大の苦手でチェロもヴァイオリンもやった期間が長いわりにお粗末なもの。ヴィオラもそうなるんだろうな、と思っていたのですがその諦めに終止符を打つ出来事がありました。 それは町にある「あすなろ教室」という通級学級で演奏させてもらったこと。  https://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/gakkou/4