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お金の知識その10 【分散投資とは?】

お金がないのにブランド物買う人は
お金稼げない

みなさんこんにちは!

TNKです。

今回は皆さんお待ちかね分散投資について
お話ししていきたいなと思います。

資産運用の鉄則→分散投資。
今まで積立投資や、一括投資の話をしてきましたが
結局のポイントは分散投資でした。

今回は分散投資をする上で大切な3つの視点について
お話ししたいと思います。

①期待リターン

②リスク

③相関性

この3つが分散投資をする上でとても大切な3つの視点です。

1つずつしっかりと理解していけば、分散投資で失敗する可能性は
限りなく少なくなります。
実際分散投資で失敗している人は、この3つの視点を理解していない
場合がほとんどです。

この3つを理解し、できるだけ忠実に実行するだけで
資産運用はほぼほぼ成功します。

1つずつ説明していきましょう。

①期待リターン

まずは、期待リターンです。
期待リターンとは分かりやすくいうと長期的にどれくらいのリターンが
見込めるかです。

目的は資産を増やす事なので、この期待リターンはとても重要になります。
この期待リターンの数値が全てではないですが、どれくらいのリターンが見込めるかを判断する1つの基準です。
自身が立てた計画と期待リターンを照らし合わせて、資産の目標を
達成しましょう。

また、期待リターンは大きい方が良いですが、期待リターンだけを見ても
資産運用は上手くいきません。

資産運用をする時に多くの人がリターンばかりに目を取られてしまう傾向があります。
確かにリターンは大事ですが、リターンがあるものには必ずリスクも伴っている事を忘れないでください。

期待リターンが高い分、もちろんリスクも高くなります。
期待リターンが高いものばかりを、自身の投資先に組み入れようとしてしまう人がいますが、それだと分散投資の意味がありません。

トータルで高いリスクを取り、高いリターンを得ようとするのは資産運用ではなくギャンブルです。

3つの視点のうちの1つがこの期待リターンですが、
3つの視点を全てバランス良く意識しなければいけません。

期待リターンだけに目をとられないようにしてください。

②リスク

期待リターンの話をしたので、次はリスクの話をしましょう。

先ほども言いましたが、リターンにリスクはつきものです。
必ず両方が存在しています。

運用の世界のリスクとは

リスクが高い=価格の振れ幅が大きい

リスクが低い=価格の振れ幅が小さい

という事になります。

その資産がどの程度の価格変動を伴うのかイメージして
それを許容できるか検討する必要があります。

許容リスクの公式はこうです。

 ・期待リターン+リスク=(約68%の確率で収まる範囲)

 ・(期待リターン+リスク)×2=(約95%の確率で収まる範囲)

この公式を元に許容できるリスクを設定していきます。

このリスクの考え方は常に持つようしましょう。
資産運用だけに限らず、常に物事のリスクを考えるようにすれば
行動力もつき、より資産を増やすことに繋がります。

常に物事の二面性を見るようにしましょう。

③相関性

最後は相関性です。
分散投資をする上で、この相関性は絶対に外せないものです。

まず、分散投資をするにあたって限りなくリスクを減らす方法。
それは、全く違う価格の動きをするものに分散投資をする事です。

つまり、相関性が低い資産、相関性が逆の資産を組み合わせる事で
全体を見た時に価格の変動を抑える事ができます。

分かりやすい例でいうと、日本の株とアメリカの株を保有していれば
日本は長期低迷しているのに対して、アメリカは大きく上昇しています。

この2つの価格の相関性は低いですよね。

ですので、この2つを同時に保有しておくことで、最終的なリターンは
+になるということです。

実際、日本企業株や、世界各国の債券など、単独で見れば価格が落ちているものもありますが、全体としては増えています。
相関性が低いものを組み合わせる事で、全体として資産がプラスになるのです。

だからと言って相関性だけに着目してしまうのはいけません。

相関性が低くてもリターンが確保できなければ長期的に資産は増やせません。目標リターンを確保できているのか、ポートフォリオをチェックする必要があります。

また、相関性は時期によって変わる事があります。
ですが、それは一時期的なものなので、本来の相関性を見るように意識しましょう。

今回の内容はここまでになります。

復習をすると

・分散投資をするうえで大切な3つの視点がある

・期待リターン
ー長期的にどれくらいのリターンが見込めるかを表している。
 期待リターンはリスクを一緒に考える必要がある。

・リスク
ーリターンにリスクをつきもの、期待リターンと照らし合わせてポートフォリオを設計する。

・相関性ーポートフォリオを組む時は相関性が低いものを組み入れ、目標リターンを達成できるようにする。

今回のこの3つをしっかりと抑えれば、資産運用で失敗する事はほばないと思います。

ですが、人間というのはつい非合理的な事をしてしまう生き物です。
1人で全てをやろうとせず、ファイナンシャルアドバイザーなどと一緒に
資産運用をしていけば、あなたの資産は増える事でしょう。

今回の内容は福田猛さんの本
「プロがこっそり教える資産運用のはじめかた」を読んだものです。

気になる方は是非チャックしてみてください。

次回は株式と債券についてです。

ではまた!

あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。