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「洋画は字幕しか観ないわ〜」期卒業のおしらせ

いつもゆずりはダフネを応援していただき有り難うございます。

このたび、弊社事務所に所属するゆずりはダフネですが、2019年6月をもって「洋画は字幕しか観ないわ〜」を卒業することになりました。

映画の字幕に関して、ゆずりはダフネとは折に触れて卒業に関する話し合いを重ねており、結果として、「集中して映画見るの疲れた。ときには適当に見たい」という本人の意思を尊重することとなり、今回の卒業決定に至りました。

ゆずりはダフネの卒業後の鑑賞活動に関しましては、吹替版も活動の対象に入れた上で継続する予定です。「洋画は字幕しか観ないわ〜」の活動を永らく応援してくださった皆さまには残念なお知らせとなってしまいましたが、ゆずりはダフネは今後もAmazonPrimeを片っ端から観る怠惰な生活を継続してまいりますので、引き続き温かく見守っていただければ幸いです。

ゆずりはダフネからご挨拶

いつも応援してくださっている皆さま、こんにちは。ゆずりはダフネです。

突然の卒業発表で驚かせてしまい、長い間応援してくださっていた皆さまには本当に申し訳なく思っています。

今回の卒業については、実は1年ほど前から自分の中でずっと考え続けて来たものでした。これまでわたしは、皆さまもご存知の通り「俳優の声も含めて映画の演出でしょうが!」という姿勢を貫き、洋画を吹替で、しかも吹替なのにわざわざ映画館で観るという人のことを信じられないでいました。

考えを改めるきっかけになったのは、昨年の春、活動一時休止のお知らせを出して長めにお休みをいただいたときのできごとでした。

当時のわたしは、どこにも出かけずAmazon Primeで映画を見ながらアイスばかり食べていたため、正直5日目を越えてきたあたりから画面を見る目が疲れてきてしまい、いっそ映画を観るのをここで終わりにしてしまおうかと思っていました。ですが、他にやることが無さすぎたため、すこし奮発して気になっていた短めの洋画を一本レンタルしてみました。

ところが、わたしが購入してしまったのは、字幕ではなく吹替版でした。それに気づいたときはすでに手遅れで、主人公と思わしき女の口からからは聞きなれた日本語が聴こえていました。レンタル期限は48時間。明日も明後日も休みだったので、そのときはもう、観るしかありませんでした。

わたしはその映画を観終えて、気がつきました。「え、吹替、全っ然アリやん?」ということに。内容は頭に入ってきましたし、それに、眼も疲れないどころか、私は両手に綺麗にマニキュアを塗ることすらできていたのです!

このできごとが、今回の卒業に至った全てのきっかけでした。

わたしのことを「字幕派」の仲間として応援してくださったファンの皆様を裏切る形になってしまい、大変申し訳なく思っております。

ただ、字幕を嫌いになったということでも、吹替しか認めないというわけでもありません。これからはどちらの良いところも認められる、そんな存在になってみたい。そんな自分の将来の姿に憧れたからこその、迷った末の決断であるということはこの場を借りて皆さまに伝えたい事実でもあります。

卒業という形ではありますが、これからも、皆さまとは「映画を愛する仲間」でいさせていただけるのであれば光栄です。

今までわたしを応援してくださった皆さま、支えてくださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。スクリーンを越えて、あなたの心に、この気持ちが届きますように。

ゆずりはダフネ

(Photo by Leonardo Wong on Unsplash)


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