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スコットランドでは無料でお薬がもらえる!?

スコットランドは7月だというのにずっと20℃を下回った日が続いています。
日本にいる家族や仕事仲間に羨ましがられながら長袖生活です。
もうちょっと夏を感じたい…

ところで7月に入ってから花粉症のような症状が出ていて、日本から持参したクラリチンを飲んでいました。
イギリスでは初夏から芝の花粉が飛んだりするらしいです。
日本で杉やヒノキやブタクサなど、幅広くアレルギー体質な私は芝もばっちりカバーしてました。

GPに初めてかかって低用量ピルをもらっているんですが(1シート目は特に不調なく終わりました。よかったよかった。詳細は拙筆参照)、スコットランドでは簡単な症状ならGPにアポを取らずとも薬局で対応してもらえるらしいです。
NHS Pharmacy first というそうです。詳細はこちらのリンクから。
早速挑戦してきたので、今回はそのご報告です。

薬局に行こう

まず薬局に行きます。どこでもいいみたいです。
私はSt. James Quarter(中心部にあるショッピングモール)のBootsに行きました。行った、というよりお買い物ついでにPharmacy firstを思い出して、ここ薬局(BootsとSuperdrugが並んでる)あるじゃん、って寄っただけです。
それくらい気軽な感じ。

ちなみにこの前ピルをもらったのは営業時間が長い、という理由でPrinces streetのBootsにしましたが、ここも個人情報の登録とかもなく、かかりつけにする必要もないので薬局は好きなところに行っていいみたいです。GPにここの薬局がいい、と伝えておくと処方箋転送をしてくれる、というサービスもあるそうです。

カウンターで依頼する

処方薬コーナーのカウンターで手が空いてそうなスタッフさんに声をかけます。

ぐーちゃん「アレルギーの症状があるので薬が欲しいんですが…」
サリー「OK」
ぐ「ついでに頭痛薬も欲しいんですが…」
サ「アレルギーによる頭痛?」
ぐ「たぶんそうだけど、生理の時もあるかも…」
サ「今飲んでる薬はある?」
ぐ「日本で買ってきた薬を辛いときは飲んでる」
サ「簡単に出せる薬とフォームを書いてもらったら出せる薬があるけどどっちがいい?(何が違うかはちょっとよくわかりませんでした)」
ぐ「初めてでわからないんだけど、どっちがおすすめ?」
サ「(ちょっと忘れてしまった内容)たぶんこっちがいいから、じゃあこのフォームの表裏書いて」
ぐ(フォーム書く)
サ「めっちゃ効くけど副作用けっこうあるやつと、効き目がマイルドなやつどっちがいい?」
ぐ「マイルドな方でお願いします」
サ「OK。10分くらいかかるから座って待ってて」

~~待つ~~

トム(担当が変わった。名前わかんなかった。トムにしよう)「ぐーちゃんさん居る?」
ぐ「はい!」
ト「名前と住所と郵便番号をどうぞ~」
ぐ「**個人情報**」
ト「OK!アレルギーと片頭痛ね?今ピルはどんなの飲んでる?ずっと飲み続けるやつと7日間休薬するのだとどっち?」
ぐ「7日間休むやつ。」
ト「(フォームを見ながら)これくらい頭痛があるんだったらピルの種類が合ってないかもしれないよ。GPに相談した?」
ぐ「ピルもらってるだけで相談してない。日本で飲んでたのから変わったばかりだから覚えておくようにする。」
ト「どうぞ~」

もらったお薬

上が花粉症用で、下が頭痛用。

アレルギー用→セチリジン
ジルテックという名前のお薬みたいです。なじみのある名称だとコンタックかも?(参考
頭痛用→スマトリプタン
日本だと市販薬ではないらしい。急性片頭痛のお薬のようです。

頭痛って言っちゃったけど生理痛にも効くような普通の鎮痛剤が欲しかった…というのが正直なところ。(今回の生理痛はなぜか頭痛が無くて腹痛だけ来た)
何をもらったのかは一応記録に残されるそうです。また今度他にも体調が悪くなった時に行ってみようと思います。


生理や花粉症で頭痛があるからって医者にかかろうと思ったことがなかったんですが(市販の鎮痛剤飲んでおけばいいか、みたいな)、こっちの人にとって頭痛は病院にかかるべき症状らしい、と夫が大学で聞いて来たそうです。いろいろ感覚が違うものなんですね。

イングランドでは有料らしいのですが、スコットランドに住んでる人orスコットランドのGPに登録してある人なら無料で使えるこのサービス。いつものmeetupでよくご一緒する方に教えてもらいました。ありがたや🙏

ビザ申請時のIHSがまた値上がりするそう(参考)ですし、私たちもかなりの良いお値段支払ったので使えるサービスは有効活用していきたいと思います。

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