【駅メモ攻略記】青海川しゅかと巡る!越乃Shu*Kura沿線の旅!
JR東日本新潟支社と駅メモ!とのコラボイベント「青海川しゅかと巡る!越乃Shu*Kura沿線の旅!」へ行ってきましたのでご紹介します。
越乃Shu*Kuraについて
「越乃Shu*Kura」とは、JR東日本新潟支社が運行する、「酒」をコンセプトとした観光列車です。車内では、新潟の食材にこだわったおつまみや新潟圏内の地酒が楽しめます。
運行区間により、3種類の列車が運行されています。
越乃Shu*Kura:上越妙高駅 ~ 十日町駅
ゆざわShu*Kura:上越妙高駅 ~ 越後湯沢駅
柳都Shu*Kura:上越妙高駅 ~ 新潟駅
コラボイベントについて
開催期間(終了しました)
2023年03月27日(月) ~ 2023年09月30日(土)
報酬
JR東日本新潟支社公認「キャンペーンPR大使」に就任した青海川しゅかの限定フィルムが報酬となります。
「しゅか」お酒と食事を楽しむ列車の制服なしゅかフィルム(全ミッションクリア)
対象駅・対象スポット
上越妙高駅~長岡駅の対象駅は「越乃Shu*Kura」3種列車の沿線にあります。長岡駅から先の始点・終点は列車により変わるので注意が必要です(例:「越乃Shu*Kura」は越後湯沢駅を通らない)。一部対象駅(★)では、本イベント記念としてBIGパネルが設置されます。また、「越乃Shu*Kura」車内に手持ちパネルが設置されます。
対象駅
上越妙高駅★(北陸新幹線/妙高はねうまライン)
青海川駅(JR信越本線)
柏崎駅(JR信越本線)
宮内駅★(JR信越本線/JR上越線)
長岡駅★(JR信越本線/JR上越線/上越新幹線)
越後湯沢駅★(JR上越線/上越新幹線)
十日町駅★(JR飯山線/北越急行ほくほく線)
対象スポット
上越妙高駅から徒歩3分
宮内駅から徒歩10分
長岡駅から徒歩3分(駅直結)
越後湯沢駅から徒歩1分(駅直結)
越後湯沢駅から徒歩10分
十日町駅から徒歩10分
おとくなきっぷ
えちごツーデーパス(2,740円)
新潟県内の主要路線が連続2日間乗り降り自由のきっぷです。えちごワンデーパス(1,570円)では対象となっていない、妙高はねうまラインなども対象になっており、本イベントまたは「越乃Shu*Kura」の利用に最適のきっぷです。
行程表
旅費合計: 21,130円
行程表は2日間かかっていますが、黄色塗りのイベントの対象区間を圧縮すると1日で攻略可能です。摂田屋(最寄駅:宮内駅)以外の対象スポットは線路上からチェックイン可能のようです。
2023年05月03日(水)
2023年05月04日(木)
攻略記(05月03日)
本イベント攻略の前に、「えきねっと」にて「越乃Shu*Kura」の3号車指定席を予約しました。1ヶ月前の10時から「えきねっと」の「のってたのしい列車(観光列車) > 越乃 / ゆざわ /柳都Shu*Kura」から予約できるので、時間を見計らって購入しました。この手の観光列車指定席はすぐ完売してしまうようです。
アオーレ長岡(05:10)
新宿駅のバスタ新宿から夜行バスで、アオーレ長岡前バス停に着きました。バス停ですでに「アオーレ長岡前」だったため、アオーレ長岡にチェックインできました。
バス停から1分ほど歩いて「アオーレ長岡」に着きました。朝5時なのでもちろん開いていませんでした。
アオーレ長岡のシアター前に本イベントのポスターが貼ってありました。
アオーレ長岡から長岡駅へ向かいました。長岡駅へは雪国らしく屋根付歩道橋の「大手スカイデッキ」が整備されており、雨や雪に濡れずに駅まで行けます。大手スカイデッキからアオーレ長岡へも直結しているようです。
長岡駅(05:20)
アオーレ長岡から徒歩で長岡駅に着きました。
長岡駅の券売機で「えちごツーデーパス」を購入しました。朝早かったので券売機が動作しているか不安でしたが、無事に購入できました。
長岡駅には本イベントのBIGパネルがありました。場所は改札外のNewDaysの向かいです。
えちごツーデーパスで北越急行ほくほく線に乗れるので、長岡駅から上越線で六日町駅へ向かいました。
六日町駅(06:35)
長岡駅から上越線で六日町駅に着きました。
JRと北越急行は改札を共有しているので、JRホームから北越急行ホームへ移動してほくほく線に乗りました。
ほくほく線には赤倉トンネル内にある地下駅の「美佐島駅」があります。列車通過時の風圧のため、ホームに鉄製の扉があり、下車したらすぐにホームから出る必要があるのだとか。美佐島駅周辺の乗車中はずっと圏外でチェックインできませんでした。
直江津駅(07:57)
六日町駅からほくほく線で直江津駅に着きました。
直江津駅で「越乃Shu*Kura」の指定席券を発券しました。直江津駅はギリギリJR駅なので、JRの指定席券売機がありました。
「越乃Shu*Kura」は2日目の翌日に予約していましたので、1日目は妙高はねうまライン沿線の城巡りをしました。
1日目は直江津駅が最寄りの豊田屋旅館に宿泊しました。長期滞在向けのビジネス旅館のようで、Wi-Fiも電源も問題なく使用できてゆっくり休めました。
攻略記(05月04日)
直江津駅(08:43)
1泊して2日目は直江津駅から行動開始しました。
直江津駅で「ホテルハイマート」の駅弁を購入しました。事前にあるのん様の記事を見て、直江津駅で買える「鱈めし」が酒に合うとのことで、「越乃Shu*Kura」で食べようと心に決めていました。
当日は改札内の駅弁売り場でなく、改札外待合室のNewDaysでホテルハイマートの駅弁が売っていました。ちなみに「越乃Shu*Kura」始点の上越妙高駅でも売っていたし、「越乃Shu*Kura」の2号車サービスカウンターでも少し売っていました。
駅弁を見ると、「鱈めし」と「さけめし」が半分ずつ入った「二大将軍弁当」があったので購入しました。美味しそう。
直江津駅から妙高はねうまラインで上越妙高駅へ向かいました。まさかの国鉄急行形電車・455系でした。
上越妙高駅(08:59)
直江津駅から妙高はねうまラインで上越妙高駅に着きました。
上越妙高駅には本イベントのBIGパネルがありました。場所は改札外のみどりの窓口前です。
上越妙高駅から西口に出ると「釜蓋遺跡」の案内がありましたので、徒歩で「釜蓋遺跡ガイダンス」へ向かいました。
釜蓋遺跡ガイダンス(09:10)
上越妙高駅から徒歩で「釜蓋遺跡ガイダンス」に着きました。
釜蓋遺跡ガイダンスは入場無料で、釜蓋遺跡や周辺遺跡の出土品などが展示されていました。
釜蓋遺跡は弥生時代~古墳時代の遺跡で、釜蓋遺跡ガイダンスを含めて「釜蓋遺跡公園」として整備されていました。
釜蓋遺跡ガイダンスから徒歩で上越妙高駅に戻りました。
上越妙高駅(10:02)
上越妙高駅の妙高はねうまライン改札から「越乃Shu*Kura」へ乗車しました。改札で指定席券を見せれば大丈夫でした。「えちごツーデーパス」も乗車券として使用できました。
上越妙高駅ホームに「越乃Shu*Kura」がすでに停車していました。写真撮影している乗客もたくさんいました。
発車時間になるので乗車しました。3号車指定席はリクライニングシートで、足回りが広くて非常に快適でした。
2号車サービスカウンターには「しゅか」の手持ちパネルが設置してありました。手持ちパネルは譲り合って。
2号車サービスカウンターで呑み比べセット(おつまみ付き)を購入しました。新潟の地酒3種と新潟名物・鮭の焼漬けが出てきました。
景色を見ながら駅弁と共にお酒を楽しみました。「鱈めし」の真っ黒な棒鱈とわさび漬けに奈良漬けで酒がどんどん進みました。「さけめし」のいくらがついているのも良いですね。飲み過ぎてチェックインを忘れないように注意です。
列車も直江津駅を過ぎて日本海に出ると、清々しい光景が広がりました。
青海川駅(10:44)
上越妙高駅から「越乃Shu*Kura」で青海川駅に着きました。日本一海に近いところにある駅と呼ばれているようで、ホームに5分ほど停車しました。
乗客の方々も続々と下車して写真撮影タイムでした。
十日町駅(12:35)
青海川駅から「越乃Shu*Kura」で十日町駅に着きました。お酒を楽しみながらの2時間ほどの列車旅、ありがとうございました。
上越妙高駅には本イベントのBIGパネルがありました。場所は改札外すぐの待合室です。
「越後妻有里山現代美術館」へは、十日町駅から出たところの案内にしたがうと徒歩10分でたどり着けました。元々は「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」だったようですが、2021年7月のリニューアルで「越後妻有里山現代美術館 MonET」となったようです。
十日町駅から出た通りを北に進むとコンクリートの建物があり、こちらが越後妻有里山現代美術館です。
越後妻有里山現代美術館(12:45)
越後妻有里山現代美術館には、他にも温泉施設やレストランも併設されているようです。内部は広い床面スペースがあり、こちらも美術館作品の一つのようです。
越後妻有里山現代美術館の入口から入場してみました。
建物の2F部分に美術館の展示がありました。あまり現代美術に興味がなかったのですが、映像作品や電気を使った演出作品など、体験型の作品があって意外と楽しめました。
越後妻有里山現代美術館から徒歩で十日町駅に戻り、飯山線/上越線で宮内駅に向かいました。越後川口駅で飯山線から上越線へ乗り換えました。
宮内駅(14:27)
十日町駅から飯山線/上越線で宮内駅に着きました。
上越妙高駅には本イベントのBIGパネルがありました。場所は改札外の待合室前です。
対象スポットの摂田屋方面は東口から向かいます。
宮内駅から出たところの「宮内駅前」交差点を右へずっと南下して徒歩10分程度です。
摂田屋(14:40)
宮内駅から徒歩で摂田屋に着きました。市営摂田屋駐車場あたりまで来ればチェックイン可能でした。
そのまま進むと右側に「旧機那サフラン酒製造本舗」がありました。
右側の店舗の方に受付があり、鏝絵蔵の中などもガイド付きで案内してくれたようです。今回は時間がなかったのでパスしました。
左側は、国指定の登録有形文化財に指定されている鏝絵蔵です。十二支をはじめとする17種の動物などが描かれているそうです。
「機那サフラン酒」は、明治時代から販売開始した薬用酒で、養命酒を人気を二分したとされています。同じく摂田屋地区にある「摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵」で試飲や販売が行われています。
機那サフラン酒を試飲しましたが、甘みが強い養命酒に感じました。せっかくなのでお土産に一本買いました。
摂田屋から徒歩で宮内駅に戻り、上越線で越後湯沢駅へ向かいました。
越後湯沢駅(16:50)
宮内駅から上越線で越後湯沢駅に着きました。
上越妙高駅には本イベントのBIGパネルがありました。場所は改札外から東口へ行く途中の広場みたいな場所です。
全対象駅のチェックインが完了したので、NewDaysでキャラクターカードをGETしました。
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店(17:00)
越後湯沢駅構内にある「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」に行きました。5月の連休中だったので、かなり賑わっていました。
せっかくなので、唎酒番所で日本酒をいただきました。連休中だったので、10分くらい並びました。
受付で500円払い、おちょことコイン5枚をもらいました。100銘柄以上ある唎き酒マシーンから地酒を選び、おちょこ5杯分楽しめる仕組みです。
越後湯沢といえば上善如水だそうで、湯沢限定原酒がありました。日本酒はあまり詳しくないですが、味の違いを楽しみながら5杯分いただきました。
ぽんしゅ館の後、越後湯沢駅東口から徒歩で「雪国」の碑へ向かいました。
「雪国」の碑(18:10)
越後湯沢駅から徒歩で「雪国」の碑に着きました。「雪国」の碑は「主水公園」にありました。
「雪国」はノーベル文学賞を受賞した川端康成の小説です。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は有名な書き出しです。
「雪国」の碑のチェックインで全ミッションクリアとなりました。
越後湯沢駅(20:28)
越後湯沢駅周辺でしばらく過ごした後、上越新幹線のとき346号で東京駅まで帰りました。本当は夜行バスで帰ろうとも思ったのですが、連休でバスの値段が上がりすぎて新幹線と値段があまり変わらなかったです。
まとめ
JR東日本新潟支社と駅メモ!とのコラボイベント「青海川しゅかと巡る!越乃Shu*Kura沿線の旅!」についてご紹介しました。
「越乃Shu*Kura」はJR東日本新潟支社の観光列車
対象駅・対象スポットは「越乃Shu*Kura」沿線
対象スポットは「摂田屋」以外線路上でチェックイン可能
鉄道であれば1日で全ミッションクリア可能
全ミッションクリアするなら摂田屋だけ頑張れば、後は鉄道に乗ってクリアできそうです。「越乃Shu*Kura」は日本海を車窓から見ながら地酒が楽しめる贅沢な経験ができるため、特にお酒が飲める方はおすすめかな、と思います。お金に余裕がある方は、旅行商品の1号車なら予約しやすいようです。
酒が飲めない方向けのソフトドリンクもありますし、柏崎名物の鯛茶漬けが美味しいようです。私は間違えてのどぐろ茶漬けを頼んでしまいましたが美味しかったです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
本記事では『駅メモ! - ステーションメモリーズ!-』の画像を引用しております。
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