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11/13 『お前の彼女は二階で茹で死に』読んだ

のは、もう二週間くらい前なのだが。

今日は家から一歩も出ず、ぼざろを見てスプラのフェスやって勉強&原稿という何もない日を過ごしたので、ここに書くことがない。
そのため、読了した本をできるだけネタバレせずに端的な感想を述べようという所存である。

まず、注意事項なのだが、私は本の虫というほど本を読んできたわけではない。世間一般がどれくらい読書数があるのかはさておき、曲がりなりにも文系の大学生にあるまじき体たらくであるが、ほんとにあまり読んでない。ゲームばっかしてる。積読は山のようにある、しかし、全然手をつけていない現状である。そのため、私の所感が偏向的であったり「こいつ頭悪いな」が露呈するかもしれないが、そこはどうか目を瞑って「ふふ、君はその程度ですか」と糸目強キャラ感をひとりで演じてほしい。


実業之日本社文庫出版 白井智之著 2022年(文庫版)『お前の彼女は二階で茹で死に』
恐らく文庫版のみの表紙。私が買ったのはこれ


さて、それでははじめにサックリとした総合的な所感を述べる。

キモいしグロいしなんだこれは興奮するじゃないか。

キモいのは私であった。

私はこれまでミステリ小説をほとんど読んでこなかった。読んだとしても小学校高学年くらいにはやみねかおる氏の「名探偵夢水清志郎シリーズ」しか読んだことがあるくらいである。半年くらい前に森博嗣氏の『すべてがFになる』をきっかけにミステリ小説を読み始めたが、その際は「ミステリって案外謎とかシコリとか残るものなんだな」という新鮮な舌ざわりを経験した。そして今回、上記にある『お前の彼女は二階で茹で死に』を手に取り、完読までに至った。
明け透けに物事を語る地の文、読者を気持ち悪がらせるために書いたのかというくらいのグロテスクでダーティな描写。
ひょっとすると、ミステリジャンルの二冊目に読む小説ではなかったのかもしれない、と思った。きっとミステリのどれもがかくいうシーンをえがいているわけではないということは理解している。だが、二冊目って結構印象に残る。今後、ミステリ小説を読むときに、汚物まみれでグロテスクな先入観を捨てて臨めと言われても、きっと頭の中では「くるか……?」と無意識に身構えてしまうだろう。寧ろ待ち望んでいる感。
幼少期からハッピーツリーフレンズやインターネットミームに触れていたお陰でそこらへんの描写にはそれなりに耐性があったが、二章(章区切りで明記されてはいないが、わかりやすくするため二章と記述する)に関しては普通に吐き気がした。三十分くらい食欲失せた。

以上、ここまでの所感から、一般人にはオススメできないという結論に至る。コアな性癖をお持ちの方は是非に。めっちゃ興奮する場面あるよ、私もドキドキして何度も見返したページがある。


一回目のレビューだからって張り切ってそこそこ長くなってしまった。多分今度からはもっと短くて雑になる気がする。
以上。ほのお派がんばれ。
あとワクチン接種した後の腕めっちゃ洗いづらい。



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