見出し画像

Falcon愛車遍歴 やっぱりピュアスポーツが好き!?

今回は免許取ってから、主に自分専用で乗ってきた愛車達を紹介します。
詳しくは書ききれないので、またの機会に個別紹介したいですね。

・ユーノス(マツダ) ロードスター
1.6L  直列4気筒 自然吸気 5MT FR 2シーター

画像1

最初の愛車。素直で扱いやすく意のままに操れる楽しい一台。
決して絶対性能は高くないがまさしく人馬一体の正真正銘のスポーツカー!
乗り手次第でコーナリングマシンにもドン亀にもなるニュートラルな存在。
運転のイロハはこの車で学んだ。キュートなスタイルも愛着が沸きます。
そしてオープンカーとしても申し分ない解放感
幌車でも当時の外車のような雨漏りもなし。
素晴らしい一台。世界で一番売れているスポーツカーというのも頷ける。
これが夏休みの学生のバイト代で買えたのだから良い時代だった・・・

ホンダ ビート
660cc 直列3気筒 自然吸気 5MT MR 2シーター

画像7

どうしてもF-1と同じミッドシップレイアウトのスポーツカーに乗りたくて乗り換えた2台目。
ビックリするくらい着座位置が低く、小さい車なのでマリオカートのようにトラックに轢かれてぺちゃんこになりそう・・・
正直、軽自動車なので加速は鈍い。が、しかし、軽量かつ前後異形サイズのタイヤを履く本格的なミッドシップならではのド安定志向の操縦安定性により、安心して軽快なコーナリングを楽しめる。一方、ブレーキングでフロントタイヤに荷重を載せないと上手く曲げられないMRらしい一面もあり実はかなり玄人好みの一台
非力なエンジン故にレッドゾーンまで回さざるを得ない楽しみもある。
スタイリングも、ちっちゃ可愛いスーパーカー感があって所有欲を満たしてくれる。

・ホンダ NSX type T
3.0L V型6気筒 自然吸気 4AT MR 2シーター

画像3

就職後1年で全てと引き換えに手にした念願のスーパーカー!!
この車がこの世に存在したからこそ、私は今でも自動車業界で働いている。
人の人生を変えてしまう。そういう一台である。
言わずと知れた、国産初の本格的な量産スーパーカー
当時ポルシェ・フェラーリを日本車が超えた事を証明する生きた証。
一般的には、「超絶性能のバリバリの硬派なスポーツカーで(間違ってはいないが)、マニュアルトランスミッションを駆使してレーシングカーのように気合を入れてドライブ!」というイメージが強いが、実は全く逆で、懐の深い特性の持ち主である。間違ってアクセルを深く踏み込まない限り異次元とは程遠い。
本来この車は「超高性能を誰でもお気軽に」というコンセプトなので、視界も良好で初めて座った瞬間から普通に運転できてしまう
特にに私のはオートマだったから更ににイージーだった。
しかしスポーツカーを乗り継いできた私も、本当の意味で手なずけられるようになるまで2年はかかったと思う。もちろんポテンシャルを全て引き出せたという意味ではない。
そう思ったのも束の間、私はこの貴重な一台を残念な事故で失ってしまう。

・マツダ RX-8
654 x 2 cc 2ローター 自然吸気 4AT 4シーター

画像4

NSX亡き後、「家族で乗れるファミリーカーに」と思い、乗り換えた一台。
どうしても普通の車に興味が沸かず(そりゃそうでしょ・・)、別の意味で憧れ続けた孤高のロータリーエンジンにどうしても乗ってみたかったのだ。
独特の音も振動もウルトラスムーズなロータリーフィールは一瞬で私の心とシンクロした。初めて行った店で試乗しその日のうちに購入を決めた。
唯一マツダだけが実用化に成功した、他のエンジンとまるっきり構造が違うバンケル型ロータリーエンジン。その特徴は超軽量コンパクトでハイパワー、かつて夢のエンジンと言われていたものだ。
残念ながら構造上理論的に弱点があり、燃費や排ガス浄化で通常のエンジンに劣る。燃費が悪いので有名なのは宿命だが残念である・・・
しかし、その軽く小さいエンジンのおかげで、車の運動性能がここまで素晴らしいものとなるのか!?と驚くほど、4人乗りの乗用車であるRX-8は軽快な走りをする。比較的新しい車で電子制御が上手く作用していることもあるが、見事なハンドリングとブレーキング性能だった。
決して見た目重視のファミリーカーではなく、紛れもないハンドリングカーである。

・マツダ RX-7
654 x 2 cc 2ローター Turbo 5MT 2+2

画像5

RX-8はとても気に入っていたのだが、ファミリーカーのつもりでAT車を選んでいた。
ところがドライビングスキル向上のためにマニュアル車に乗り換える必要が出たため(何で?というのは別途)、より古くハードなコイツに乗り換えることにした。乗り手を選ぶというアノ『FD』である。
当時はマニュアルの本格的なスポーツモデルも他に色々あったが、ワザワザFDを選んだ理由は単純。
この美しいスタイリングと、そして私とシンクロ率100%のロータリーにターボが付いたらどんなことになるのか!?どうしても試したくなったからだ。
結果は想像以上に超スパルタン!だった。
古い車だからか全体的に荒々しい。そしてスムーズに違いはないがエンジンも8より数段過激で、パンチのあるトルク感が上乗せされている感じ。音と振動は雑味があり、この点は新しい8のNAロータリーに分がある。
コーナリングはウワサ通りよく曲がるのだが、なんというかステアリング操作に対し遊びが少なくけっこうシビアで、常にドライバーに緻密な操作を強いる難しさがあった。
日常の雨でさえ、少しラフにアクセル踏むと簡単にリアタイヤが滑り、スピンモードに入ろうとするくらいのじゃじゃ馬である。
確かに乗り手を選ぶ過激な一台に違いない!

・ホンダ フィット
1.3L 直列4気筒 自然吸気 CVT 5人乗り

画像6

いくら車好きの車屋でも、常に自由に愛車を選べるとは限らない。
家庭の事情により、一時スポーツカーは休止することにした。
この車は家族の車を譲り受けたもの。
RX-7から一転、ドライビングの緊張から解放され、改めてFFの偉大さを感じることができた。
もちろん、楽しさ速さの類は期待してはいけない。
広さ、維持費、燃費、どれをとっても歴代愛車No.1。『乗用車』としては、こういう車が一番大切。

・ホンダ S660
660cc 直列3気筒 Turbo 6MT MR 2シーター

画像7

やっぱりスポーツカーが好き、ミッドシップが好き、マニュアルが好き
そして再びこんな車に・・・カムバック!
散々、平べったいスポーツカーに乗ってきたのに、この車に初めて乗った時『なんだこのゴーカート感!?』と感動したのが決め手だった。
フィットの走行距離20万kmを機に、今度は長く好きな車に乗り続ける目的で、奮発して新車で購入。
そろそろ、イイ歳なのでボディカラーもダークグリーンで渋さを追求。
この車、歴代愛車のどれよりも運転席に居て「塊感」を感じます。
とにかくハンドリングが異次元・・アクセル全開で曲がれるのではなかろうか?と思わせる路面への食付き感。まるでTVゲームのリッジレーサーの様。
決して速くはないが、エンジンもターボ付きでエコカーに置いて行かれる事はない。
荷物室がビート以上に狭いとか、屋根を開けるとあまり快適でないとか、5thと6thが近すぎる(レシオの話)など気になる点はあれど、通勤メインのおじさんには今の所、最高の相棒です。

ところが海外駐在が決まり、この相棒としばらく離ればなれ・・
どうも長く同じ車に乗れない星に生まれてしまったようだ。。。
あ~日本に帰ってまた乗りたい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?