アバウトな台湾、それが生きにくい場合もある

台湾は中途半端なことがとても多い。

これは良くてこれはダメ、この人はちゃんとやらされているのにこの人はやっていない。

と恐らく台湾人にすらわからないことが、山ほどあるので外国人にはわかるはずがないのだ。

例えば今デパートや飲食店などに入店する時QRコードを読み取りそのお店の番号が入ったショートメッセージを飛ばして入店記録を付けるのだが、台湾はCOVID-19警戒心が異常なのでしっかり記録を付けさせていると思ったが全然そうではなかった。

あるお店ではQRコードが置いてあるだけで、誰も読み取っていないし、あるお店ではQRコードすら置いていない。

この差は「何なんだ?」と疑問しか抱けない。

デパートでは今出入り口を完全に分けており、更にちゃんと記録しているかチェックする人が入り口に座っているのだが、たまにいない時がある。

そうなるとQRコードをスキャンしないで入店する人が結構居るので、全く意味がない。

同じ病院で支払い方法が違ったりするのも厄介だ。

通常は病院アプリに登録したクレジットカードでQRコードを介して支払うことができるので現金は必要ない。

しかし、ある時QRコードが無くアプリで支払うことができない請求書が来てしまった。一応聞いてみたら1階にある支払い窓口で現金でしか払えないと言われてしまったのだ。

確かに診察した科が違うものの同じ病院なので、なぜそのアプリで支払えないか謎だった。現金を持っていたのでわざわざお金を引き出しに行く必要はなかったが、もし持っていなかったらと考えると恐ろしくめんどくさい。

その点、中国は基本的に全てが統一されているのでとてもわかりやすい。

もちろん不便な面もあるが、やるとなったら全てもれなくやるので効果も発揮しやすくなるだろう。

そしていい意味で諦めがつくので、人間その方が生きやすい場合もあるのだと思うのだ。

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