台湾のひどい音割れメディア問題
僕は台湾に住んでいるので、YouTube広告も台湾のものが出てくる。
多くがとてもくだらなく、詐欺まがいで不快な広告も少なくない。
日本もそうなのでそれはいいとして、その広告の音声がひどいのだ。
音声がひどいと言うのは音質のことである。
音質とは言ったが、レベルの高い低いではなく、もの凄くクリップ(音割れ)しているのだ。
クリップ、音割れとは音声入力が大きすぎて、(録音された)音が割れてしまっていることだ。
くだらない広告なので何を言ってるか全く興味がないが、そのクリップ(音割れ)した音声を聞いていると本当に不快だ。
では、この音声問題はYouTube広告だけかと言うとそうでもない。
ニュースのアフレコ映像の音声や現地記者の音声、有名YouTuberもYouTube広告よりましだが、クリップ(音割れ)している。
さすがにスタジオのアナウンサー音声はクリップ(音割れ)していないので、ニュースを見ていてスタジオ音声に戻るとその差は歴然。
自宅でどんなに安い機材を使ってセルフレコーディングしても、あのようなひどいことにはならない。
考えてみたら台湾人の音の鈍感具合は凄い。これはまたの機会に書きたいと思う。
僕は職業柄、人より音に敏感というのはあるものの日本ではどんなに胡散臭いYouTube広告でも音声は聞けるレベルなので感心している。
機材やソフトで誰でも簡単に良い音が録れる2021年で台湾がどうして、こうなってしまっているのかは謎である。
台湾の音声改革をしてあげたい気持ちになった。
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