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【小説】ちっちゃいマスコット生活⑥(終)

 女性がヒトイヌ状態でマスコット着ぐるみを着て生活する話。

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※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。

※挿絵はDALL·E/GPT4を用いています。


 クラクションやブレーキ音の後に、強い衝撃を受ける。
 崩れゆく自分の身体を感じた。
 飛んで行く視線と、ブレる視野。

 着ぐるみを無理矢理脱がされ、そして人々の視線が注ぐのを眺めた。
 あぁ、終わった。
 全ては終わったのだと。

 あの走り寄っていた子供は、私に突き飛ばされて尻餅をついていたのだけは覚えている。
 まぁ、死ぬのが自分ならばそれで結構だ。
 自分なんて何かあれば、勝手に死んでいた。
 それを誰かの手に因って殺されるのならば、それは私にとって救いだろう。

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