AI関係なく犯罪行為は現行法で対処可能だけど?

 何と言うか、色々とAIの危険性について述べるときに、「AIを使ったらこういうことをする人が出てくる」と言う話をする人がいる。
 でもまぁ、冷静に考えて同じ事をAIじゃなしにしてもアウトだよなぁとしか言えないんだよね。

 例えば有名漫画家の絵柄を盗んで、それでサインを書いたり、それで描いたモノをその漫画家の作ですと言って売れば、それはもう普通に詐欺罪でしょう。
 それはAIがやっても、人間が手でやってもアウトです。

 精巧な二次創作をやって~っと言う話も、そもそも人間の手でも、作者の許可なくキャラを毀損するような漫画描いたら、いつ著作者人格権で訴えられてもおかしくないんですよ。

 AIで声を真似て~ってあるけど、AIじゃなしにでも声真似の人が、その元の声の人のすべき仕事を奪ったら普通に不正競争防止法違反なんですよ。

 全部が全部、現行法で対処出来るんですよ。
 人間がやったらアウトな事はAIもアウトだし、AIで想定出来る犯罪行為も、人間がやったらアウトなんですって。

 反AIと言われてる人が、様々な方面にクレーム入れてますが(と言う割に外国のAIサービスには苦情を入れないと言う謎がありますが)、それって埼玉の合法的な水着撮影会を中止に追い込んだ連中と何か違いありますかね?

 そういうこと繰り返していると、それこそ最近の似非フェミニストのクレームの如く「相手にしない」って未来が来ますよ。

 そこまで来たら、「AIがー」と言う言葉は、十把一絡げに「似非反AIがまたゴミみたいな事言ってゴネてる」って言われますよ。

 と言うか、あなた方はAIを使った事による害を止めたかったんじゃないんですか?
 AIに纏わる問題で、人をぶん殴って気持ち良くなりたいだけなんですか?

 もう少し冷静に、そしてもう少し理性的、そして合理的に物事を考えてください。

 先のパブコメの件でも、随分とアレな返事が出たのだけど、アレを見てどう思うんですか?
 「反AIなんて何やってもクレームしか入れてこない連中」って認識されたら、一番困るの貴方達ですよ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?