ケモノ着ぐるみと美少女着ぐるみの交流について

 着ぐるみ着て自分を捨てて人と接するなんて、"普通"ではないので、普通じゃないことをもっと楽しみましょう? と言う感じです。
 特にイベントなんて、無節操にカオスになるほど楽しくなると思うし、どんどんやればいいとは思ってるんですよね。

 そういう中で、美少女着ぐるみとケモノ着ぐるみとの垣根はもっと低くなった方が楽しいと思うし、実際、お面の人がケモノ手を出したり、ケモノの人がお面に手を出したりしているのはよい傾向だなと思っています。

 ただ、これがイベントみたいな一定の括りになる時は、きちんと主催やイベントの意義なんかに対するリスペクトが必要なのだなと思うんです。
 あんまり具体的なイベント名を出すべきではないと思いますが、JMoFが美少女着ぐるみ界隈に認知されるようになると、その辺があやふやな人が出てくるのではないかなと言う危惧があるんですよね。

 勿論、自分の観測範囲内では、美少女着ぐるみ界隈の人がケモノイベントに現れて自分の好きなように動き回ったみたいな話は聞かないんですけどね。
 ただ、自分勝手な人はどんな世界にもいるので、「着ぐるみを出して人に注目される場所」ぐらいの感覚で、ケモノに対するリスペクトなしで美少女着ぐるみ出してくる危険性はちょっと考えた方がいいかなと。

 ただ参加するだけなら好きにさせればいいじゃないって思う人もいると思うけど――と言うか、本当に参加するだけなら勝手にすればとは思うけど――そういう人が次に言い出すのは、俺ルールなんだよなぁと。

 別に、ケモノイベントから美少女着ぐるみを追い出せと言ってるのではないし、具体的にどういうルールを作ればいいかと言う話ではないが、「ケモミミ付ければ着ぐるみ出せるぜ」ぐらいの認識の人がいるなら、それはマジでやめてくれと言う話なんですよ。

 ここまで書くと、美少女着ぐるみの事を悪し様に言ってるんじゃねぇよって人が出てくると思うんだけど――こういう事は、ケモ側にもあって、ケモノ設定の美少女着ぐるみをケモノに対する表現の一つとして出してくるのであれば、自分の趣味じゃなくてもきちんとリスペクトしましょうねと言う事なんですよ。

 リスペクトって何だって話ですけど、それこそ態々語るべきことではなくて、それぞれ自分の良心に照らし合わせて、相手のことを考えられるかって事なんですよ。
 ルールとかマナーとかそういう明文化される前の段階でみんな分かっている事が理想なんですよ。
 誰も言わないからOKとかそう言う方向じゃなくて、相手のことを考えたらコレはナシだよなって言うのに気付くって事が重要なんですよ。

 分断は何一つ発展的な価値を生まないので、こういうところで嫌な軋轢など生みたくないんですよね。
 勿論、オールマイティの着ぐるみイベントが大々的に開かれるなら、それは「着ぐるみ」と言うジャンルにリスペクトが必要な訳で。

 だって嫌でしょ? 着ぐるみイベントだって謳ってるイベントに、「お祭りのお面でも持ってれば参加証」とか思って、普通のコスプレの人が参加して、しかもこっち側に触れようともしなかったら。
 それと同じで、交流を大切にしない人が出てきたら嫌だなと。

 そういう訳で、イベントは基本的に人と人の交流が目的にあるものなんだから、積極的に色んな人とお話ししましょう?
 と言う事ですね

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?