.ioの「あやしい写真部」が最高だという話
みんな! Misskeyで笑ってますか?
そもそも論、「Misskeyどうよ?」って話だけど、Twitterの代替ではないし、サーバによって空気感違う。
途中から変質していって失望したサーバもある。要は、サーバの管理者が"ナイーヴ(と言う名の馬鹿)"な声に何処まで折れるか勝負みたいなのはあるので、.ioが今後もこの居心地の良さを提供してくれるかは何の保証もない。
にしても、.ioは居心地が良い。
リアクションシューティングもMFMも楽しい。全く知らない人からも気軽にカスタム絵文字が飛んでくる。嬉しい。
「Twitterって昔はこうだったよね」と言う話に意味はなくて、今のTwitterが友達のオープンな連絡手段 & あんまり愉快ではないけど耳には入れておいた方がいいニュース & リアル系エロ画像蒐集辺りで.ioより強いので、何だかんだでTwitter足抜けは出来そうにない。
そういう訳で、「あやしい写真部」だ。
あやしい感じがあれば誰かしら反応してくれる。
写真部と言いつつ、写真語り、カメラ語りを誰もしていない。
カメラも一眼だろうなって写真もあればスマホだろう写真もある。しかし誰も何で撮ったとか言うつまらない話はしない。
ただただお互いの写真を鑑賞して「いい」とか「素敵」とか言う感想を飛ばす。それだけだ。
どう撮ったか尋ねないし、写真についての自慢話する人間もいない。
Twitterなんかでよく見る現象だが、アマチュアカメラマンの何が嫌いだって言うと、何かしら意識の高い事を言って、それだけで何かを成したような顔をするからだ。
そして得意気に「べき」論を語り出す。
マジでウザイし、何にも面白くない。
写真撮影そのものより、そういうマウンティングの方が楽しい連中ばかりだ。
本来趣味の芸術とは自分が楽しむべきだし、その結果、友達なりなんなりに褒めて貰えれば最高なんだ。ポトレなら被写体に喜ばれれば、もうそれ以上は望まなくたっていい。
こういう居心地のいい空間を指して、「そうやってお互い褒め合っているだけで、向上心がない」みたいなクソみたいな台詞をマジで吐く人間がいるが、それなら黙って一人で勝手に高みに登っていればいいだけじゃないか。
自分の写真がマジで高尚であるならば、他人がどうだろうと勝手な話じゃないか?
そんなにご立派な写真であるのなら、その道の賞に応募すればいい。それで自分を高めればいい。
何故、自分が「下だ」と見なした連中に関わるのだろうか?
それは、自分自身は本当はそう言うご立派な道には力不足だという事を知っているし、それでいて自分を「人より上だ」と思いたいのだ。
写真のコミュニティとは、その手の自尊心がない連中の子守をするために存在している訳ではない。
人が何と言うか勝手だ。
仲良く写真を褒め合うだけでいい。それだけで嬉しいし楽しい。
草野球をやっている人が常にプロを目指す訳じゃないし、いいおっさんが仕事終わりに集まり楽しくやっているアマチュアバンドもある。
人に迷惑を掛けたり、人生を犠牲にしない範囲で趣味を楽しめるのならば、もうそれだけで十分立派なのだ。
これは趣味全般にいえる事だ。
趣味の本質的な目的は、それを楽しむ事によって人生を豊かにすることだ。
クォリティを上げることは二の次でいい。
人にケチを付け、マウントを取る事が趣味になってはいけないのだ。
その点で、あやしい写真部は最高だ。
みんな大人なのだろう。
人が面白くない話なんて誰もしない。
淡々と味のある写真を貼り続けるだけだ。
あやしい写真があるなら誰でも投稿していいし、あやしい写真を鑑賞したいなら静かにそうしていればいい。
特別な配慮もルールもない。それはつまらない人間が出入りしていない証拠だ。
実にいい。
これこそ.ioだ。
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