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覗きマニアの末路②(終)

 目透けを追い求めた着ぐるみオタクの末路を描いた話。

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※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。

※挿絵はDALL·Eを用いています。


 アイちゃんの身体は完全に崩れ去り、そこには汚さを感じさせる緑色の身体をした、触手の集合体だった。

「倉藤さん……倉藤さんが悪いんですからね」
 この異形の身体になっても、声はきっちりアイちゃんなのが笑える。
 私に伸ばしてくる触手を掴んで……何やら良からぬ妄想が沸き立ってくる。

 触手はスタンダードな蛸型の触手で、透明の粘液がこれでもかと言う勢いで分泌されている。
 あぁ、掃除が大変そうだな……部屋が一階でよかった。

 アイちゃんは色々と恨み節を語った。
 自分は邪神なのに全く恐れられないどころか、むしろ自分が狩られ食われてしまう存在だと……確かにちょっと湯がいて食べたら美味そうな気がする。
 私が冗談半分に笑うと、アイちゃんは身を縮めた。

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