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牛メイクのモデルだけだと思ってたのに③

 友達の誘いで牛の特殊メイクをした女性の話。

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※挿絵はDALL·Eを用いています。


 翌日目覚めると、自分が牛人間になっていることに気付いて、少しだけパニックになる。

 でもこのパニックはちょっと楽しくもあった。
 イチカがぎゅっと引き寄せてくれる。
 まるで牛になっても私を愛してくれると言ってくれるようで、頼もしくて嬉しくて、そしてそんな状況が楽しかった。

 私は動物みたいにイチカに甘えると、イチカもそう言う遊びに付き合ってくれた。

 そんな感じでべったりくっついていたら、もう昼近くだった。
 流石に体臭も気になり出す。
 私が「もう脱ごうか?」と尋ねると、「もう少し遊びたい」と言われた。

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