ChatGPTに小説を書かせたって話
ChatGPTに話書かせても面白ないやん。
って話をよく聞くけど実際どうなんだろう?
そもそも論、自分が面白い小説を書けているのか? とか言う話になってくるけれど、その辺については好みとか色々あるので、上手く判断は出来ない。
とは言え、結論から言えば、「この程度の小説書くのに四苦八苦する人山ほどいるだろう?」と言う感じだ。
小説、ある程度マトモに日本語出来れば小説なんて誰でも書けるだろうとか思ってたけど、思った以上にそう言う人は少ないって気付いた事がある。
TRPG体験会って言うのに友達と参加したのだけど、その友達が良い具合に架空のキャラクターを捏造出来なかったんだよね。
ウチなんかキャラシートの数値見て、「フィジカルつえぇ中年女性警官」って発想したけど、彼はそう言う思い切ったことはできなかった。
今回は、その水準を超えられているかどうかと言う観点で小説を書かせてみた。
プロンプト
天候を操る事の出来る女神様が、コスプレイヤーとして望みの写真を撮らせるために撮影地の天候を操る物語を、三千字程度の物語として描いてください。 主人公は元プロのカメラマンで、当初は嫌々付き合わされますが、徐々に女神と打ち解けていきます。
回答
かつて世界を駆け巡ったプロのカメラマン、翔太は、カメラを手にすることにかつての情熱を感じられなくなっていた。その日も、無為に過ごす彼のもとに、友人からの依頼が舞い込む。「コスプレイヤーの撮影、手伝ってくれないか?」初めは断ろうと思った翔太だったが、友人に頼まれると断れない性格が災いし、結局引き受けることになった。
撮影当日、翔太が現地に到着すると、彼を待っていたのは、一風変わった雰囲気の女性だった。彼女の名は美咲、自称「天候を操る女神」である。最初はその奇妙な自己紹介に戸惑う翔太だったが、美咲の望む写真を撮るためには彼女の能力が必要だと言われ、半信半疑ながらもその依頼を受けることになった。
撮影は、美咲のコスプレに合わせた様々な場所で行われた。初めは晴れた空の下、次には雨が降りしきる中、そして雪が舞う冬景色。それぞれのシーンで、美咲は天候を自在に操り、翔太はその奇跡に近い現象を目の当たりにしながら、彼女の望む一枚を撮り続けた。
撮影を重ねる度に、翔太は美咲の真摯な姿勢と、彼女がコスプレを通じて表現しようとする強い意志に触れることになる。また、美咲も翔太のプロとしての技術と、彼が持つ写真への深い理解に驚かされる。徐々に二人は互いの世界に引き込まれていく。
ある日、翔太は美咲に尋ねた。「なぜ、こんなにもコスプレ写真にこだわるの?」美咲は少し間を置いてから答えた。「私にとって、コスプレは自分自身を表現する手段。天候を操る力を使ってでも、完璧な一枚を残したい。それが、私の存在を証明することにつながるから。」
その言葉を聞いた翔太は、かつて自分が写真に込めた情熱を思い出す。写真はただの記録ではなく、撮る人の魂が込められたアートだと。美咲との出会いを通じて、彼は失われた情熱を取り戻していく。
物語は、美咲と翔太が最後の撮影地、神秘的な雰囲気を持つ古代の神殿で撮影を行うシーンでクライマックスを迎える。そこで、美咲は最大限の力を使い、幻想的な光と天候を操りながら、二人での旅の集大成とも言える写真を残す。その瞬間、翔太は完全に心を開き、美咲の真の姿をカメラに収めた。
物語の終わりには、翔太が再び写真展を開くシーンが描かれる。展示されたのは美咲との撮影で生まれた作品たち。来場者は一枚一枚の写真に息をのみ、二人が共に作り上げたアートに深い感動を覚える。
そして、翔太は美咲と共に、写真を通じて新たな世界を切り開いていく決意を新たにする。かつてのプロのカメラマンと、天候を操る女神の不思議ながらも美しいコラボレーションが、多くの人々に夢と希望を与え続けるのだった。
いや、三千字ゆーたやん? と言う突っ込みは兎も角、それなりに話が書けていた。
と言うか、世界を股に掛けて写真撮ってたのか?
いやまぁ美咲サン……天候操作エグすぎやしませんかね????
物語としてそんなに破綻はないし、これよりつまらない小説なんて山ほどあるが? って気はしている。
まぁゼロベースで何か物語を書けって言うとクソな結果になるだろうけれど、ある程度の道筋を作って書かせれば、それなりのものを出力出来るんじゃないかなぁって思いました。
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