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【小説】好きは口に出してみるものだな③(終)

 美少女着ぐるみのROM専を告白した親友が見せた写真は、自分が着ぐるみを着た姿だった。

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※挿絵はDALL·Eを用いています。


 二人して果ててしまった着ぐるみは、そのままぐったりソファに寝そべった。

 そんな二人のちんこからザーメンが床に零れるとマズいと、アンセル君がティッシュ片手に立ち上がる。
 そして、ティッシュを持たせて、綺麗に拭うように指示する。
 キララとシャイニングはぐったりとしながらも、身体や手に付いた精液を拭き取り、そして再びいちゃつき始める。

 もはや、キララは自分の身体ではなかった。
 でも、肌タイの手触りとか、シャイニングの体温とか、シューシューと言う呼吸音とか。
 そういうものがあまりにも自分に迫りすぎて、自分のこととは思えなかったのだ。

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