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【最高の教師〜1年後、私は生徒に▪️された〜】感想①※ネタバレ有り

泣きました。
このドラマはこの夏1番涙を流した気がします。

すっきりと終わりましたね。
3年D組の彼らにとって忘れられない1年になったかと思います。

個人的にこのテーマのドラマは考えさせられることが多かったです。どの回もすごく大事だったなと思うので、今回は全話振り返りしたいと思います!

長くなりますので、好きなところだけ読んでもらえたらありがたいです。

第1話「拝啓傷ついた貴方へ」

鵜久森叶(芦田愛菜)の回

1話から強烈でした。
教室という閉ざされた空間。
そこにあるスクールカースト。
それらが上手く表現されていて、なんとなく分かってしまう。

いじめ。
私は断固としていじめを許せない。
見ているだけで胸が苦しくなりました。

ただ、いじめがなくなるというのは難しい。
それに対する九条里奈(松岡茉優)のやり方は、正しいか分からないけど、そこまでやらなきゃ救えない命があると思いました。

鵜久森さんの訴えは、後に遺言にしようとしていたものだと分かりましたが、想像力の欠如であんなに酷いことが行われてしまう恐ろしさを感じました。
自分だってあそこにいたら傍観者になってしまっていたかもしれない。

九条先生が淡々と話す姿がかっこよかったです。
生徒が感情的になっても取り乱さず、冷静に話を続ける。
かなりのベテラン?と思いました。

「人間ではない」と強く言い放った先生。
なかなか勇気のある発言だと思いました。
でも、それくらいしないと響かないのではないか。
彼らは目を背けて逃げ続ける。

嫌われる覚悟でも、正しさを貫く姿に胸を打たれました。

第2話「拝啓、人を信じぬ貴方へ」

瓜生(山時聡真)の回

家庭の事情にどこまで介入するのかは難しい問題。
これはドラマだから上手くいったけど、現実ではあんな風にはならないと思います。

ただ、ヤングケアラーは実際にいるわけでもっと助けられる制度が充実していればいいのにと思います。

私もそうだったけど、高校生くらいの年の子達って、大人の考えよりも友達の考えの方がすんなり入る気がして。
そういう点では、向坂くん(浅野竣哉)が瓜生くんに話をする流れはすごく良かったと思いました。

中高校生の時にできた友達は私は今もずっと大切にしていますが、瓜生くんと向坂くんもそんな関係であり続けて欲しいです。


第3話「拝啓、心優しき貴方へ」

眉村紘一(福崎那由他)と日暮有河(荻原護)の回

工学研究部の2人。
この回で最も印象に残ったのは2人が土下座しながら、相良(加藤清史郎)にお願いした場面。

「僕たちに関わらないでください。僕たちを無視してください。」

痺れました。

学校という狭い空間。そこで築いていかなければいけない人間関係。
よく言うじゃないですか、「みんなと仲良くしよましょう」
それって本当に綺麗事だと思うんです。

合わないと思うのなら関わらないのも手だし、お互いが害を与えずそこで共存すればいいだけなんです。

それに相良のような人達には1番効果的な言葉だなと思いました。


第4話「拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ」

江波(本田仁美)の回

無理していた江波が自分を大切にすることを知っていく。

江波のような子は結構いると思います。
なんとなく友達の輪にいるけど、どっちかといえばその中でも気を遣っている。
誰かに必要とされることを望んでいる。

そんな江波に居場所を与えるのではなく、居場所は自分で決めるものだと教えてあげたのは、栖原(窪塚愛流)でした。

栖原の背中を押したのは九条先生でしたが、江波も自分のことを本気で変えようと思ってくれる人に出会えて良かったなと思いました。



第5話「拝啓、変り者と呼ばれる貴方へ」

瑞奈(詩羽)の回

生徒の中でもとびきり異色を放っていた水曜日のカンパネラの詩羽さん。
彼女のキャスティングがすごくぴったりだなとこの回を見て思いました。

どんなに有名であろうと1人の人間であり、普通の女子高生であること。
文化祭だって楽しみたい、みんなと思い出を作りたい。
リアルでいいなと思いました。

そんな彼女が歌う椎名林檎の「17」

痺れました。
泣きました。

素敵でした。

歌詞がぴったりでしたね。
伝説の回になったんではないかなと思います。
最高にかっこいい彼女を見て、私も頑張ろうと思えました。


続きは次回!!
読んでくださりありがとうございます。

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