見出し画像

サステナブルで体にも優しい!日々の生活から“植物性ミルク”を選ぼう

こんにちは、熊谷です♪

日中はようやく春らしい陽気になってきましたね!
今日は仕事の合間に、カフェオレを片手にポカポカ陽気に当たりつつホッと一息つきました。とっても心地よかったです✨

以前ヴィーガン講座を受けてから、乳製品は牛乳ではなく植物性ミルクを選ぶようにしています。大手コーヒーチェーン店ではソイミルクなど自分で選べるので嬉しいですね!

植物性ミルクとは、名前の通り植物を原料として作られたミルクのことで、原料に水分を含ませてすりつぶし濾したもののことをいいます。
今日はせっかくなので、なぜ私が植物性ミルクを選ぶようになったのかをお伝えしようと思います♪

私が植物性ミルクを選ぶ理由

画像1

◎地球環境に優しくサステナブルであるため

なぜ地球環境に優しいのか、それは牛乳を生み出す牛の飼育に関わってきます。

牛のゲップに温室効果ガスが含まれているのは耳にしたことがありますよね。
実はこの牛のゲップに含まれる「メタン」という物質には、二酸化炭素の25倍の温室効果があります。
そのため、牛(牛肉・牛乳)をそもそも食べないことや、牛の健康を保ちながらメタンをなくそうという取り組みが行われています。
(出典:NHKニュース


また牛の飼育には広大な土地が必要であることや、家畜排せつ物による水質汚染などの問題もあります。それに比べ環境負荷が少ない植物性ミルクを選ぶことが、環境問題の解決の一歩になるのです。


◎アレルギー対策だけでなく人の体にも優しい

そもそも牛乳が食卓に一般的になったのは、戦後の学校給食が始まり。
当時アメリカで大量に余っていた牛乳を消化するための施策だったとも言われています。また牛乳の過剰摂取による様々なリスクは、年齢関係なく知っておく必要がある内容です。

画像2

厚生労働省の研究班や世界中のたくさんの研究者が「牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く摂取すると前立腺がんになるリスクが上がる」という研究結果を報告しています。女性の場合は卵巣がんのリスクや、乳がんの死亡率を上げてしまうとも言われています。さらに乳製品や牛乳は多くの飽和脂肪を含んでいて、これが心臓病など多くの病気のリスクを上げてしまうという研究もあります。
日本人の95%以上は乳糖不耐症の民族で、乳糖を消化する酵素ラクターゼをもっていないために、下痢になったり腸にガスが溜まりやすくなります。
とくに幼少期は牛乳は危険です。米国小児科学会は1才以下の子供には全ての乳製品を与えないことを推奨しています。
(画像ともに引用:NPO法人アニマルライツセンター

牛乳を飲みすぎてしまうと、牛乳に含まれている動物性タンパク質などが、知らず知らずのうちに体に影響を与えてしまうのです。

その点、脂質が少なく食物繊維も一緒に取れる植物性タンパク質が含まれている植物性ミルクを選ぶことで、牛乳で起こりうるリスクを回避することができます。
何事も興味を持って、正しく理解しておくことが大切ですね♪


植物性ミルクのメリットとデメリット

画像3

サステナブルな飲料として注目されている植物性ミルクにも、メリットデメリットはあります。

まずメリットとしては、
・低カロリーで栄養が豊富なこと
・乳製品アレルギーやヴィーガンの方でも飲めること
・製造方法がサステナブルであること
などがあげられます。とても魅力的ですよね♪

対してデメリットは、
・原料によって栄養素に偏りがあること
・添加物によって甘さが調整されているものもあること
・一般的ではないため、牛乳より高価で販売場所も限られていること
などがあげられます。

今の自分にどんな栄養素が必要なのか、また購入する際は添加物の有無やオーガニックへのこだわりなど事前にチェックできると素敵ですよね。
またニーズが高まってきていることから、大手食品メーカーのカゴメでも新たな植物性食品が拡充されています。これからより植物性ミルクが手に取りやすくなることが期待されますね!

▼下記参考記事


植物性ミルクのレパートリー


さて一番日本人に身近な植物性ミルクといえば豆乳ですが、植物性ミルクにはもっと様々な種類が存在します。

日本では豆乳やアーモンドミルクが広く流通していますが、世界にはほかにも様々な植物性ミルクが存在します。原料の種類によって分類すると、次の5つに分けられます*2。
(1)穀類ベース:オーツミルク、ライスミルク、コーンミルクなど
(2)マメ科植物ベース:豆乳、ピーナッツミルクなど
(3)ナッツベース:アーモンドミルク、ココナッツミルクなど
(4)種子ベース:ごまミルク、ひまわりミルクなど
(5)擬穀類ベース:キヌアミルク、アマランサスミルクなど
(引用:おいしい大麦研究所


また海外ではポテトミルクも誕生し、今後より様々な種類の植物性ミルクが、私たちの身近な存在になってくることが期待されます。

画像4


健康や美容のために植物性ミルクを選ぶことが、回りまわって環境問題の解決に繋がります。私も改めて日々の生活からサステナブルを意識して、植物性ミルクを選ぶことを続けていこうと思います。ぜひみなさんも植物性ミルクをご自身の生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?