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2、3割で済めばいいけど。

銀行に用事に行ったら窓口のお兄さんはマスク美男子だった。いや、もしかして実際に美男子なのかもしれないが、そこは判明しない。でも遠慮なくじっと見つめ合った。

窓口はお客様の顔をよく見るように指導されているんだと想像する。悪い人だとダメだから。私は良い人。それなのに解約とかするときとかちょっとだけ動揺する。何も悪いことしてないのに何か疑われないかと不安になる。小心者なのかしら。やたらとフランクに話すくせに。

さて、うちの子も何を隠そうマスク美男子である。

切れ長だけどくっきり二重の良い目をしている。私も目は過去に何度か褒められているので目には少し自信がある。最近は褒められない。あれ、寂しいじゃない。

まあそんな私の目の遺伝子を受け継いだ息子はマスク美男子で、この前一緒にいるときに二人組の若い女性に息子がじろじろ見られていて知り合いなのかと思ったほど。「あの人、かっこいいんじゃない?」「うんうん」みたいな会話が図々しくも脳内で勝手に聞こえた。

また別のときには「椿さんとこお子さんは何歳?」と聞かれて答えたら「そんな年齢のお子さんがいるようには見えないわ。綺麗なお母さん!」と言われ、気を良くした。私もマスク美人かしら。お世辞でもうれしい。だからもっとお世辞がほしくて「こんな感じです」と息子の写真を見せたら「すごいかっこいい!」と言ってくれた。ほくほく。マスクの威力すごいね。

マスクしてると2、3割素敵に見えるらしいとこの前ここで書いた気がするけど、そういうことで、それは逆にいうとマスクを外したら2、3割ガッカリされるのは必然ということで。

というわけで、いつかnoteの誰かと会うときにはマスクつけたままにしておこうと思います。

お猿さんもマスクしたいみたいね。

マスクは目の下1センチがもっとも美しく見えるそうですよ。



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