生まれて初めてサイケデリック体験した

こんばんは。今朝5時にこれを書いています。

少しスピリチュアル(？)な話なので苦手な方はご注意ください。

元々浅く眠りがちで、幻覚を見たり覚醒状態になりやすい体質なのですが、このたび初めて、噂に聞くサイケデリック体験をしました。

もちろん薬なんてやったことありません…。ただ、割と最近なのですがキメた人の体験談を見て、「いやこれ、見たことあるぞ…？」と感じることはありました。しかしサイケデリックな世界についてはもう完全に、想像すらできず遠い世界のファンキーな人たちのお話だと思っていました。

この日軽くワインを飲んで(ほぼ素面です)ゆっくり入眠し、そこそこ、いやかなり嫌な夢を見ました。最近の火事にモロ影響受けたようで母親が、爆発事故を起こし目の前で死ぬ夢です。

私は1日のうち本当にたくさん夢を見て起きても覚えているタイプなので、爆発を起こした時点で明晰夢だと気付いて一旦目覚めようと意識しました。これは12歳くらいから使っている悪夢対策です。

しかし爆発から広がる黒い煙が何度も繰り返され、なかなか目覚めず夢を切り替えることもできずうーんと困っていたところで黒い煙が消え一気に奥行きが広がります。息を呑むほどの絶景。広い砂漠と青空、どんどん彩度が高まり極彩色の青と茶色になっていきます。

ここではっきりと目が覚め、夢ではなく目を閉じただけの状態になります。いつでも目を開けられますが、美しいという感情で胸がいっぱいになり目を閉じたまま目の前の何かを見ています。

景色はどくどく奥から手前へと濃い色の層が蠢き視界が何重にも重なった極彩色の青〜虹色(黄〜赤)の層に変化していきます。はっきりと視界の端まで変化していて飽きません。しばらく見ていてこれがサイケデリックかと自覚しました。

色や全体の配色はイソギンチャク、蠢くリズムはロイコクロリディウムを連想しました。

サイケデリックのイメージは何かしらのMVに差し込まれているもので1度か2度見たことがある程度なのですが、動画よりももっと精細で複雑でグラデーションが美しく、奥行きがすごくてどことなく恐ろしく、そして何よりも滑らかに動く印象を受けました。

見ているとだんだんと色が濃くなっていき、「綺麗」とか「感動」という気持ちは薄れて、なんとなく気持ち悪く思えてきたので目を開けました。意識は寝覚めとは思えないほどはっきりしています。いつも通りの暗闇です。

「これがサイケデリック体験か！！」と感動して即Twitterに書き込んだのですが、如何せん健全に生きてきたので本当にこれが本物のサイケデリック体験なのかどうかわかりません。

そもそも夢だけでそこまで見られるなんて聞いたことがないので怖いです。「サイケデリックはそんなんじゃねえよ！！」と言いたい経験者がいましたら是非物申してください。よろしくお願いします。