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2022年下半期のゲートボール1103の環境推移


こんばんわ。
小山cs主催のりです。
タイトルにもある通り下半期に行われたゲートボールの環境がどのように変わっていったのか知りたくなり今回まとめてみようと思い執筆させて頂きました。
下でデッキレシピの解説をしているのですが
使用した方々にポイント等をお聞きして自分になりにまとめました。
言葉足らずの部分あると思いますがご了承ください。

2022年8月〜12月の下半期に行われた大会分布参考にしました。(寒波亭と小山cs)

まず第8回寒波亭

第1回小山cs

第9回寒波亭

第2回小山cs

六武衆,ラギアが多いがば伏せ環境の為
予選で当たる確率は当然高いので
メインから対策をする必要があります。

「トラップ・スタン」
「盗賊の七つ道具」


この2枚の流行です。

「盗賊の七つ道具」ではあれば
「エヴォルカイザー・ラギア」
「真六武衆-シエン」の
効果を受けずに相手の罠を無効にできるカードです。

しかし六武衆、ラギア側も
「盗賊の七つ道具」を採用してます。

採用理由は
流行してる
「トラップ・スタン」や「盗賊の七つ道具」を止める目役割はもちろんで
「真六武衆-カゲキ」
「レスキュー・ラビット」
これらの召喚を通す為のカードでもあります。
一度通ってしまえば高い制圧力を相手に押し付けられるので非常に強いプレイに繋げれます。

しかし優勝、準優勝したのはどちらもHERO

やはりこのカード

超融合

何体のシエンやラギアが吸われてきたのでしょう。チェーン2以降で「超融合」を発動すれば
融合体が出た時に何も打てないので一気に盤面が逆転されてしまいます。
打点もそこそこ高いのでその融合体を突発するのも難しいです。
他にも
カラクリの「ナチュル・ビースト」
ジャンドの「シューティングクェーサードラゴン」
などの強力なモンスターも安易に処理出来るのですごくいい良カードです。

あとは単純に打点の問題で
ラギアは最高打点2600ラインが最高の為に
HEROの融合体を戦闘処理するのに+1枚必要になるのが辛いとこです。
守備表示の「E-HEROガイア」を処理するのは難関で大会でもよく困ってる姿を見ました。

レシピはこちら↓


スキルドレインの採用は対六武衆用です
シエン効果にチェーンして行動を通した上で、エニシや身代わり等の厄介な効果を一網打尽にします。
禁じられた聖杯の採用
シエンの突破
荒行,カゲキに対する有効打
HERO +聖杯で師範を捌ける。

第8回寒波亭の分布,結果を踏まえて小山csはどう変わるかなと思いましたが

上位の使用率が少し変わっただけでした。
何故か当時環境で猛威を奮っていた代行天使、ジャンドの姿がありません…..。
これだけ罠環境であれば手数の多い代行天使やジャンドが増えていてもおかしくは無いと思ってました。

「代行天使」

デッキに投入された全てのモンスターに
「通れば1アド」という効果が付いている為罠による対処が追い付かないです。
TGの登場により延命力、1キル力が増加しました。
また上級天使(ヒュペリオン、クリスティア)は2700、2800という高打点であったため、打点による処理は難しく効果による処理を強いられる。
逆に言えば効果による処理に失敗し、召喚を通してしまえばそれが勝敗に大きく直結します。

「ジャンクドッペル」

六武衆やラギアと違い
安定感こそ無いですがコンボパーツが揃ってしまえば爆発力はこの環境一あると言えます。

伏せを剥がせるライコウやライラがいること
天敵であるローチや環境にいるライオウを素で突破出来るガードガンナー
トークン等で延命も可能。
罠を交わしながら苦手なモンスターも処理しつつ
コンボパーツを貯めて勝利に近づけられるこの環境には適したデッキです。

1:1交換が多くなる伏せ環境では、何もない状態からアドを生み出すという効果は大きなメリットで
パーツを墓地に集めながらライコウによる除去や、おとりのシンクロに奈落を踏ませながら1:1を繰り返し、最終的に回復しアド差をつけるというのが基本戦術ですね。
展開パターンが色々あり覚えるのも大変だし
ドローで変わること多いから臨機応変にプレイ変えないといけないのは大変ですね


結果はこの通り

強制脱出装置3枚は対HERO用です
ミラクルフュージョンから出てくる高打点の融合体の処理に役に立ったそうです。
サイドのヴェーラーはハリケーン、トラスタ等から展開されても妨害できる様に採用したそうです。
 構築のポイントはカードパワーで
押し切るようにしていることだそうです。
確かにラギアの構築には見られない死者蘇生やブラックホールの採用。
月の書の採用はカラクリのトラップスタンを受けた後でも発動出来る妨害札が欲しいということで採用したそうです。サイドに超融合が入ってます。環境にHEROが多くいる為の採用ですね。ラギアのエクストラは固定枠が少ないので融合体を入れる余裕があります。


動画もありますので是非見てみてください

第2回小山csの動画も一緒になってます


第9回寒波亭は
上半期常に使用率上位にいた「カラクリ」が入ってきましたね。

カラクリといえば
先行 無零怒ナチュルビーストという
1103環境の中でもトップクラスの先行展開可能なデッキです。
反町隆史さんの解説記事があるので詳しくはこちらをどうぞ


ラギア六武を絶対サイドから絶対倒すプランですね
マシュマロン突破出来る方法がブラホ、強制脱出装置等少なくそこに除去を打ってもらうとミラクルフュージョンで出た融合体が生きやすくなります。
メインのキラートマトは
ビートダウン系等のデッキの流行により採用

当時よりもラギアやHEROビート等の罠デッキが多いため、妨害を踏んだときの損失が大きいドッペル・ウォリアーとそのサーチカードである増援を減らした。
(アイスさん本人のツイート抜粋)

サイドのパペットプラントはシエン等コントロール奪取して相手の罠を止めつつ展開の一部に使えるカード。六武衆のサイドから「次元の裂け目」の採用が減少してる為通りやすいです

メインモンスター打点が低いガジェの不利な点を補うべく
メイン地砕き3、サイド地割れ3の採用
簡単に2500打点が繰り出せるので
シエン,ラギア等を殴り倒せつつ相討ちの場合カードを破壊できるアドが取れます。
サイドのゲイルは1枚で2600打点まで倒せるカードで
奈落は効かないので召喚は通りやすく
攻撃反応貰っても半分は永続なのでガジェットだけでも突破出来るので環境にあってるカードといえます

そして第2回小山cs



今まで環境にいたはずのラギア、カラクリが0人
六武衆が1人というまさかの分布…
この日参加してたメンバーの全員が
間違いなくラギア、六武衆の対策を考え構築してきたはず。
そんな中使用率トップは代行天使。
構築はTGが占めてるわけじゃなくて

大天使クリスティアの採用
攻撃力2800という高打点で
出せば1アドを取り特殊召喚を出来なくさせるカード。出せばゲーム展開を有利に進められる。
デメリットとしては破壊されるとデッキトップに戻ってしまいドローロックされてしまうこと。

この様変わりした環境で勝ったのは

アライブHERO。
これで第9回寒波亭から連続優勝。
サイドは次元斬並に除外戦士の採用
除外戦士で相手のモンスターを枯らせるプラン。
決勝トナメではクリスティア等を除外してゲームを優位に進めてました。
準優勝 スクラップ
メインからお触れ,幻獣の角の採用
ブレイカー等に当てたれる罠をお触れ交わしつつ自分の展開を押し付け盤面が有利になったらスクラップドラゴンで盤面を破壊するプランだそうです。
ワンフーと合わせれば大抵のモンスターは殴り倒せます。
1ドローもついてるので無限アド取り罠。
今回の構築のポイント。
オルトロスとゴブリンを使って
キマイラをループはさせスクドラなどを多く着地すること。
スクラップ唯一特殊召喚を自らできるカードであり
特殊召喚に成功すると自身含めたスクラップモンスターを破壊できる効果を持っています。
これによりキマイラへのアクセス方法が増えました。


まとめ。
ガバ伏せ環境が続いてた為
仕掛けるタイミングと伏せを見極めるプレイが試される環境だと思います。
サイドデッキも毎回変わっていて読みにくい群雄割拠ね分布でした。
当時はいなかったRジャスティスを採用したアライブHEROを作り上げたくりすま(うえの)さんが後半無双してます。
誰か止めてください。

来年1月8日寒波亭チャレンジカップ、寒波亭グランドのデッキ分布がすごく楽しみです。

様々な方々がゲートボールのnoteやツイートをしているので参考にしてデッキを組んでみてはいかがでしょうか?


少し早いですが今年1年ありがとうございました。
来年もゲートボールが界隈を盛り上がれるように頑張りたいと思います。


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