派遣型ファッションコーディネーター
やぁみんな!O2だ!元気にしてるかい⁉︎
最初に言っておくが私は決して酸素でない!オーツと読むから覚えておいてくれ!
本日のテーマはこんなサービスが世の中にあったら一部のコンプレックスガイ達はきっと救われるだろう!を話していくArticleである!
おっと失礼!Articleとは記事を単純にちょっとかっこつけて英語にしただけである。
今回登場するコンプレックスガイは、ファッションに興味なさすぎて何着ていいか分からない男性諸君のみんなだ!
男性諸君のみんなだ!と伝えたが、実は私の事である。
ファッションに元々興味がないわけではなかった。いやむしろ幼少期は自分はオシャレだと思っていた。
これを言うのも今となっては恥ずかしい。
キッカケは、ハイスクールスチューデント時代。クラスの女子にたまたま私服を見られた時だった。「おーつさん服だっさいね!」
初めて自分のファッションセンスを少し疑った瞬間であった。
私は何故か赤をワンポイントで選ぶ修正があった。何故か赤に引き寄せられるのだ。
情熱の赤!
だからなのか⁉︎靴は真っ赤。
特にコンバースが好きであった。
そしてリュックも女子のランドセル並みに真っ赤のものを背負っていた。
しかし全体的には爽やかな色が好きだ。特に水色。水色のシャツとジーパンを愛用していた。
そう。私のコーディネートは水色のシャツと水色のジーパン、そこに真っ赤のコンバースに真っ赤のリュック。
これがイッツマイスタイル!自分の中ではアメリカンスタイルと命名していた。
後から知った話だが、一個下の話したこともない3人ぐらい「ゆきぽよ」みたいなのが混じってるちょいギャルグループの中で「スパイダーマン」と呼ばれていたらしい
ショックだった。それ以降私の中でファッションというのは恐怖になったのだ。
感覚が他のオーディナリーピープルとは全く違う気がした。
ファッションとなると、キリンさんって何色?と聞かれて緑!と答えてしまうぐらいセンスがないと思ってしまった。
服を買いに行っても、平均滞在時間は3時間ぐらいかかる。
しかも大体は購入して後悔する。
3時間と行ったらタイタニック一本観れてしまう時間である。「ジャック!ローズ!」と泣き叫ぶあのテンションで私は「服ー!金ー!」と泣き叫んでいるのだ。
そんな私に昨日、大事件が起きた。
昨日、私はアワードと呼ばれるある式典に参加することになっていたのだが、服装に指定があることを見逃していた。
夜行バスで東京へ向かっていたのだが、バス内で最も楽な服装を選んでいた。パーカーとadidasのジャージズボンである。
服装の指定をバス内で気づき、汗が止まらなくなった。密閉空間であった為、フィンランドサウナのようにドバドバと汗がしたたってきた。
しかも服装指定の内容がスマートカジュアルというジャンルだったのだ!なんだ?スマートカジュアルって?
スマから始まるものって生まれてからスマッシュブラザーズしか聞いたことがない。
Google先生で調べてみると、まるでジョージ・クルーニーのようなイケオジが来ている服が出てきた!
無理だ!俺には無理だ!俺はジョージになれない!俺はスパイダーマンなんだ!
絶望した。
しかし時間は止まってくれない。
こーゆー時にこそ、マインド面で学んでいる「悩むな!考えろ!」発動する時である!と私は自分の脳に働きかけた!
そこで考えたのが3つの案
1、これが僕の中ではスマートカジュアルです!と自信満々の顔で突撃する!
2、直前にルノアールでコーヒーを自らこぼし、泣く泣くパーカーしかなかったというネツゾウ作戦を使う
3、アワード開始前までに、短時間でバッチリ服装を決めてくれる助っ人を探す
1に関しては、名だたる経営者の方も今回来られるということで、さすがに自信満々の顔ができるとイメージできなかった。
続いて2に関しては、話のネタになるというメリットを兼ね備えている利点はあったが、そもそも人として最悪であり、コーヒー大好き人間の私にとって故意的にこぼすということができなかった。
そこで最も可能性が高いであろう3番の案を実行しようと考えたわけだ。
今回アワードに参加する参加者の中で勇逸LINEグループを知っている数名のメンバーがいた。
そこにヘルプを投げつけてみたのだ。
すると1名の救世主が現れたのだ!
彼女は、本業がアパレル定員。ささっとコーディネートしますよ!と男前に言ってくれたと後に、アンパンマンのように駆けつけてくれた。
実はこの時、私にはお金がほとんどなかったのだ。あんなジョージ・クルーニーのようなスマートカジュアルに支払えるお金はなかった。
しかし彼女は、今回のコーディネートのフィールドをコスパ最強のGUで設定してくれたのだ。
GUでジョージ・クルーニー?
想像がつかなった。
わざわざヤンキーが職員室で喧嘩するようなもんである。
しかし開始10分でチャチャっとコーディネートしてくれて、では私はお先に!と帰っていったのだ。
その時、わたしは感じた世の中にこんなサービスがあればいいのに!
わたしのようなファッションセンスゼロの人間の前にサッと現れ、サッとコーディネートを終え、サッと帰っていく。こんなサービス。
「派遣型ファッションコーディネーター」
いつの日にかそんな職業を耳にするのが当たり前になる日に希望を込めて
ありがとう!派遣型ファッションコーディネーター!
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