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韓国の結婚式準備part1|会場選びや招待状など

私たち夫婦は、今年の9月に夫の故郷である、韓国の全羅道で結婚式をあげました。春に出産したばかりで韓国に行けるタイミングも限られていたので、ほとんどの準備はお義母さんに頼りましたが、それでも育児の片手間でプランナーさんとやり取りして進めていくのは大変でした。今日はそんな韓国の結婚式の準備について、振り返りながら書きたいと思います。

契約について

日本ではホテルや式場にプランナーがいて、ワンストップで準備が進められますが、韓国には会場とは別にプラン二ング会社が存在しています。プランニング会社のプランナーが会場・ドレスショップ・メイクショップ・フォトスタジオ・カメラマンなどを顧客に紹介する仕組みになっています。
顧客はプランニング会社と契約し、各業者との連絡調整はプランナーがやってくれて、顧客とプランナーはカカオトークでやり取りして細かいことを決めていきます。
ただし、式場の契約は顧客と式場側での直接契約になるので、会場に出向いて日時を調整し手続きをする必要があります。なので、プランナーは顧客の式がどの会場のどのホールで、何時に開催されるのかなど、詳細は把握していません。また、プランナーとの契約内容はよくよく確認しておかないと、何が契約に含まれているのか、どこからが別オプションなのか非常にわかりにくい。それで私たちも契約後、写真撮影は基本契約に入っていないことに気づいてカメラマンを追加手配しました。式当日の動画撮影も別オプションです。

会場選び

お義母さんが数件下見して決めて下さいました。韓国の結婚式は、日本とは異なりビュッフェ形式です。30分程度の挙式の後、別室の食事会場へ移動してゲストがお食事をします。会場選びの最大のポイントは、ご飯がおいしいかどうかだそうです(笑)あとは天井が高く、ステージには高さがある方が写真映えするということで、その点を考慮して会場を選んでいただきました。

招待状

カカオトークで送るモバイル招待状が一般的。日本のように出欠の確認・返送の必要はないので、紙の招待状は必要ない(オプション料金を払えば作成は可能)。
モバイル招待状のデザインは、テンプレートサイトから選択し、記載内容は挨拶文、日時、会場、新郎新婦の名前と連絡先、親の名前(←親の知人が多く参列するので)などです。また、写真の掲載もあり、メイン・サブ・新郎新婦のプロフィール用を各1枚、ギャラリー用10枚を掲載できました。掲載する情報と写真をプランナーに送ると、招待状の製作サイト運営会社からデモサイトが送られてきます。内容をチェックして問題なければ完成。修正があったら、運営会社に直接指示する段取りです。

招待状のデザインのテンプレサイト

オープニングビデオ

受付で、二人の思い出の写真や前撮り写真を編集したオープニングビデオを放映します。
このビデオも招待状のようにテンプレートをサイトから選択し、素材となる写真を送ると制作会社が編集してデータを送ってくれるシステムになっています。テンプレートがとても豊富で、デザインが洗練されているので、写真を送っただけでとても素敵な仕上がりになっていて大満足でした。

オープニングビデオのテンプレートサイト

司会進行

友人に依頼するのが一般的。プロに依頼することもありますが、夫曰くそれは友達がいないやつがやること、らしいです(笑)
夫の友人にお願いし、式の数日前までに原稿を作成してもらい、式場や参列する両家両親に共有します。

小道具類

ブーケのサンプル画像をプランナーから提供され、その中からセレクト。当日、ドレス着付けの際にプランナーさんが持ってきてくれます。式場の入り口に飾る写真フレームは、事前に印刷してほしい写真のデータを3枚送付。できあがったものは後日自分で取りに行く必要があります。

白を基調としたブーケ
受付に飾る写真フレーム


会場選び以外はほとんどカカオトークでやり取りして進めました。現地に出向いての打ち合わせはほとんどなかったのですが、一つだけ現地でやらなければならないことがあります。そう、ドレスなどの衣装選びです。
今回はもうお腹いっぱいになってしまったので、次回衣装選びのあれこれについて書きたいと思います。ではでは。

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