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【23卒社会人】一年ぶりの復活、初めての胃カメラ【日記】

久々にnoteを開いて書きたくなった、それだけである。今まで書かなかったのは熱し易く冷め易い、いわゆる飽き性だったから。また今回も当然の様に飽きていた、ただそれだけだ。
結局、再開したところで書きたい事がなければ書かないし、書きたい事があれば書く、そのスタンスは変わらない。またマイペースに更新していければと思っている。次の更新はもしかしたら一年後とかになるのかもしれない。あり得ない話では無い。

新卒入社からはや一年半程度、会社は変わった。本当に、目まぐるしい。人が引く程辞めた。本当に引く程辞めた。先月も辞めたし、今月も辞める。私の部署の人間は九人いたのにいつしか四人しか残っていないし、今更本当にヤバい会社に入ってしまったのだなと思った。
そしてこれも今更、私は社長がとても苦手だと気付いた。人間性として多分、本能的に苦手なタイプなんだろう。私とは真逆のイケイケ営業マン系。金と時間の使い所が本当におかしく、何だか国内政策で今も尚、空回っている今の岸田を見ている様な気分。何となく、今まで辞めていった人たちがどうしてその決断に至ったのか、すこし分かる様な気がしてちょっと嫌になった。そして私も転職をする事にした。本当は来年くらいにしようと思っていたのだけれど、もう彼の暴挙には耐え切れなかった。声も咳払いもタイピング音もデカくて不快だし。

最近、初めて胃カメラをした。先に結果を話せば、軽い胃炎だったのだけど。とりあえず胃カメラで検査をした。
私は嘔吐反射が強い方だ。歯医者でダメなので胃カメラなんて普通に出来る訳がなくて。予約時に同意書を書く時も『うわー…胃カメラだぁ』とそればかりが浮かんで、当日どう言う手順でどう言う感じでするのかとか何も聞いていなかったので、朝起きて、水だけ飲んで病院に行く時、吐きそうになりながら行った。それは空腹で気持ち悪いのではなく、緊張してだった(朝は元々あまり食べない派なので)。
なんか麻酔的なもの無しでやったら確実に吐く事は分かってるし、どうしよう、怖いなぁとずっと思ってたら吐き気を感じて。気持ち悪さに道中何度か立ち止まってしまったけれど。病院に着いて受付をして、看護師さんに説明を受けて検査室に入った。
血圧測りますと血圧計を腕に巻かれて計測され、その結果を見た看護師さんは私に、半笑いで『すごく緊張してますね笑』と言って。私はただただ恥ずかしくて小さな声で謝る他なかった。その後、先生が来るまで何度も血圧計をピーピー鳴らし、腕を締め付ける感覚が襲い、その度に看護師さんに笑われた。とてつもない辱めだった。胃カメラでこんなに緊張してるやつもそうそうおらんのでしょう。『おはようございますー』なんて入って来た先生にも『緊張してるね〜笑』と言われ、私はもう『ぐぅ…』と赤い顔をして鳴く事しかできなかった。
胃カメラは鎮静剤を打って眠った状態で行われたらしく、薬を注入された瞬間から私の記憶はない。薬を打っただけでこんな簡単に眠れるなんて凄いと思ったけれど、同時に怖いとも思った。スゥっと意識がなくなる、あんな入眠は本当に生まれて初めてと言うか、今までに無い感覚だった。
目が覚めるとなんか見た事ない天井で、目を開けた瞬間の感想は『ここ、どこ』だった。この瞬間、私は異世界転生の気分を味わっていた。目が覚めると何もかもが終わっていて、見知らぬ景色が眼前に広がっていて。自分が直面している状況はほぼなろう系ラノベの導入部だった。
数分して少し目が覚めて、ああ、そう言えばと気付く。本当に寝ている間に終わって、苦しくも何ともなかったなと思ったけれど。後で様子を見に来た看護師さんに『言ってた通り嘔吐反射凄かったですよ』と言われてたので、本当に意識がある状態でやったら、私の精神は壊れていた様に思う。
結果は最初に言った通り、軽い胃炎。検査するだけ無駄だったみたいな結果で骨折り損と言うか、喉も吐いた後みたいな痛さがあるし、凄いやらなきゃよかったかもなと思ってしまった。まあ、何もなくて良かった、のか?
因みに目覚めてぼぅっとしている中、隣で寝ていた胃カメラ済みのおじさんが発した目覚めて一発目の言葉は『終わった、のか…?』。本当にニュアンスや間の取り方が絶妙で、これも何だかなろう系感あって隣で凄く笑いそうになってしまった。私とおじさん、異世界転生編がスタートする日も近いのかもしれない。

やっぱり検査は苦手なので、出来るだけ病院とは無縁の生活を送りたい今日この頃。健康に気を付け、特に忙しくもない今、転職を頑張っていこうと思っている。

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