最近の記事

弱点①

私には絶対に直したい弱点がいくつもある。自慢ではないが、そんじょそこらの人間よりも弱点が多い自信が確かにある。その中でも特筆して直したいのが「度を越した心配性」である。まず毎朝家を出る時、特に私が家を出る最後の一人であったとき、不安で仕方がなくなる。鍵はちゃんと閉めたか、電気がつけっぱなしじゃないか、冷蔵庫のドアはちゃんと閉まっているか、目覚まし時計が変な時間にセットされていて誰もいない部屋で誰かが帰ってくるまで鳴り続けたりしないか、洗面所、台所の水が垂れていないか、もしこれ

    • ウチコム文章

      村上春樹は朝5時から執筆をするらしい。そんな話をどこかで聞いた。Twitterだっかか昔受けた模試の評論だったかは忘れたけど、1つ確実に言えるのは友達から聞いた話ではないってこと。なぜなら俺には村上春樹について語り合えるような友人がいないから。友達が少ない訳じゃないけど高校の時の友達にも小中からの幼馴染達にも俺と本について話し合うような立場の人間はいない。話が逸れた。村上春樹が朝早くから執筆する理由は忘れたけど、多分朝から活動する事を推奨するような文脈だったような気がする。そ

      • 日常の楽しみ

        巨大な機械に身体を密着させるのが好きだ。みんなにもこの気持ちを味わって欲しい。これを1番簡単に、安全に、周りの目を気にせず実践できるのは電車だ。まず電車に乗る、そんで壁にできるだけ背中を密着させる。この時何も音を流していないイヤホン 、特にカナル型だとなお良い。そうすると自分の内側から聞こえてくると思う。無機質で心臓が震えるくらい巨大な機械音が!耳からではなくて背中から、むしろ自分の内側から音が発しているみたいできもちい。自分が機会の部品になったみたいで楽しい。他には飛行機と

        • 夏、朝、トンボ

          8月10日、19歳で高校生でも大学生でも会社員でもない僕は今日も駿台予備学校へ向かう。かつての同級生たちがキャンパスライフを満喫する中僕はたったひとりで毎日予備校の机に向かう。悲しくはない、なぜなら勉強してる間は同級生の事なんて頭の片隅にもないから。  毎日熱中症警戒アラートがニュース番組の左上に出るような夏本番、虫たちはその短い生涯のほぼ全てを餌探しと番探しに費やすのだろう。今日は家から最寄り駅までの道中で4匹くらい連結したトンボを見かけた。僕が3大欲求の全てを抑圧して勉強