ウチコム文章

村上春樹は朝5時から執筆をするらしい。そんな話をどこかで聞いた。Twitterだっかか昔受けた模試の評論だったかは忘れたけど、1つ確実に言えるのは友達から聞いた話ではないってこと。なぜなら俺には村上春樹について語り合えるような友人がいないから。友達が少ない訳じゃないけど高校の時の友達にも小中からの幼馴染達にも俺と本について話し合うような立場の人間はいない。話が逸れた。村上春樹が朝早くから執筆する理由は忘れたけど、多分朝から活動する事を推奨するような文脈だったような気がする。そこで考えたいのは、俺がここに書く文章も朝に書いた方がいいのかってこと。確かに夜は後ろ向きなことばかり考えてしまうから日の出てる時間帯にセロトニンを分泌しながら書いた方がいいのかもしれない。しかも19の多感な年齢の人間が夜に書く文章なんて3年後に見て恥ずかしくなるような文章になるに決まってる。あーやっぱり村上春樹はすげーや俺も朝5時から書いちゃお。
ちょっと待ってくれ。俺はなんのためにこの文章を書いてるんだ?創作活動?日常系エッセイ?いいや違う、予備校で喋れる人がいないから話したいことを壁打ちするために書いてんだよ。てか俺は昼でも暗いことばっか考えてるしずっと予備校の中いるんだからセロトニンなんて微塵も分泌されてねえわ。後で見て恥ずかしくなるとか当たり前だろ。多分芥川龍之介すら自分が19の時に書いた作品見直して悶絶してただろ。
時間なんて気にしないようにしよう。書きたい時と勉強に疲れてきた時に好き勝手書こう。そんで来年には新しい友達をいっぱい作ろう。今度は本の話ができるような友達も。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?