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黒いものがありました。


黒いものはどこにありましたか?

黒いものが黒いものに質問しました。


あなたがその黒いものですよ!


黒いものは、黒いものに答えました。


黒いものはその答えを聞いたが分かりませんでした。


そして、黒いものは黒いものに言われた事に対して考えてしまいました。

私が黒いもの?


黒いものは首をかしげてしまいました。

黒いものは黒という色が何なのかを分かりませんでした。

そのため黒いものが、黒いものに言った『黒』という色が分かりませんでした。

黒いものは、黒いものに対してこう言いました。

『さっきから言っている黒という色は、どんな色なんだい?』

質問を受けた黒いものは、急な質問に対してビックリした表情をすると、この次にどう答えたらこの黒いものは納得するのだろうか?と考え、質問に対してこう答えました。

『私とあなたは🐜蟻(あり)という虫という事は理解しているかな?』

黒いものは、そんな事は知っているよ!当たり前でしょ!という表情でコクリとうなづいた!

その様子を見た黒いものは、それならこの話も理解できるだろう!そう思い、こう切り出した!

『あなたが見ている私という蟻(あり)はあなたには、色として、どう写って見えているかな?』

黒い蟻(あり)は黒い蟻(あり)に質問した。そして、その質問に黒い蟻(あり)はこう答えた。

猫や犬といった、超巨大生物が突然現れた時、私が今まで見ていた世界が暗闇に覆われてしまう。そんな暗闇に近いそんな感じの色として感じる。

その質問を聞き、黒いものは、ようやく、この黒いものも黒というものが理解できたか!そう思い、黒いものに対してこう言った。

『大多数のものが理解している黒というものにたどり着いたね!だいたい正解だが、黒の奥深さは黒を見続け、黒に対して深く考える事によって、色々とあなたにとっての特別な意味を持つ黒になるから、黒を見続けなさい。』

こんな蟻同士の会話があったとしても、忙しく生きる現代人には聞こえてくる事はないんだろうなぁ🤔

ふと、そんな事を思ってみた。

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