直感力と判断力の失敗談

7月の頭に派遣会社の契約更新をした。
失敗したな。
失敗したのよ。

契約更新するかどうかの
面談で心の中では
「んーどうなんだろう？？
　これ私やって行けるんだろうか？
　あと少し慣れたらやって行けるのかな」
心の中で凄い1人で自問自答していた。
面談の日にちが来るまで自分なりに
ずっと更新するかしないか
考えてはいたけど、
なかなかビシっと決めきれず。


「お困りな事はないですか？」
綺麗に纏めた髪にネイルサロンで綺麗に
仕上げてる爪。
目の前でパソコンのキーボードを叩く音。
長いネイルがキーボードにあたり
カチカチ部屋の中に響く。
私は気にならないけど、こうゆう面談で
パソコンでメモを取るのを怒る人がいると
何かの記事で最近読んだ。
私はメモ帳とペンの時代で
生きて来た世代だから
言わんとしてる事は
わかるけど、私自身は気にならない。


そっちよりキャリアウーマンっぽい〜と
ちょっと僻みも含まれた感じで私より
20歳ぐらいは違うであろう若い彼女を
眺めてた。


カチカチカチカチ。
キーボードとネイルの音を聞きながら
まだ迷ってる。
何ならカチカチカチカチの音に気を取られて
判断がつかない。
いや。それはカチカチのせいにし過ぎ。


でも派遣会社のその担当者に
「業務量が多かったりしたら
その都度、ご相談頂けたら大丈夫なので」
なんて言われて、何かあったら
強い味方でもいる気になってしまった。

次また仕事すぐに見つかるかも
わからない不安な毎日もしんどいし
あと少ししたら慣れるかもしれない！
それにこの担当さんと言う強い味方が
いるじゃないか！

更新したけど。
失敗した。

この職場、私、普通に合わないや‥。

結局、派遣会社の担当だって
現場にいるわけでもないんだから
強い味方ではないよね。
（何て幼稚な考え）

全部何か判断ミスった。

最初の1ヶ月で判断しきれなくても
次の更新までには普通、
判断できるでしょ
だってずっとお腹も下ってるし
眠りも浅いんだから、
それ無理でしょ。

最近、判断が鈍い。
ほんとに鈍い。
いちいち迷う。　

昔はあまり迷わなかった。
少しは考えなよ迷いなよと思うぐらい
迷わなかった。
自分の直感優先でそれを信じられたから。
そして今、振り返れば全部が全部
正解だったわけではないけど
直感を信じて行動してあんまり
変な方向には行ってない。

それなのに今は本当に迷う。
パッと決断が出来ない。



新しい環境に入った瞬間のあの肌感。
流れてる空気感。
居る人達の雰囲気。
その環境に入った瞬間に自分の体中の
センサーが動いて瞬時にキャッチする。

最初に動くあのセンサーは今も
キャッチ出来るけど、自分でその上に
色んな気持ちを乗せて行ってしまって
結局、1番下にその直感が埋もれて
しまうから決断する時に最初に感じた
直感を探し出せない。


多分きっとその直感の方が大事で
私の場合は正しい事が多いはずなのに。

何で直感が鈍るかって考えたら
もう全部、後がないって思ってしまう。

今、ここでこれを手放したら
もっと大変になるんじゃないか。
もう何もないんじゃないか。
手放なさなければ良かった！と
後悔するんじゃないか。
もっと怖い状況になるんじゃないか。

そうそう。
思い浮かび考える事は怖い事ばかり。
１つも良い面、ポジティブな面が
浮かんで来ない。
１つの側面しか見てない。

それは間違った判断するよね。

せめて未来の事に対して決断する時の
側面は２つパターンを出してみて考えないと
怖い事ネガティブな事
ばかり考えてたら足は動かない。

だって状況悪化が怖いから。
だってもう後がないじゃん！
そんな事ばかり頭をグルグル。

まだ知らない可能性がある
先々よりも今の辛さや苦しさを
言い訳つけて優先しちゃう。
辛いなら方向転換すれば良いのに。
どうしたって怖くて出来ない。
もっと悪くなる未来しか見てないから。

だからやっぱり書き出して
紙の上でもスマホのメモ機能でも
何でも良いけど思いを文字にして
その書いたものを見ながら
考えた方が良いな。
そしたら1番下に埋もれていた最初の
直感も考えてる間にまた下から
浮上してくるはず。

もっともっと文字にして
自分の頭を整理していけば
邪魔なものごぼれ落ちてクリアになるはず。

でも、私の場合は昔のように
動物的本能を昔のように
素直に信じた方が早そう。

何したってどうしたって
嫌なモノは嫌なのよ。
きっとそれで良いのよ。

そして今日もお腹を下してるあたし。
次は頼むよ。あたし。

#エッセイ #この経験に学べ