エビデンス

先日、知り合いの医療関係者とお話をしててタバコの害の事に関して話をしていました。

タバコが肺癌になるというのは確かなエビデンスがありますよね？と友人が。

そうだね。確かなエビデンスというのは間違いかもしれないけど、統計学的なエビデンスという意味ではあると思うよ。

え？だって確かにタバコを吸ってない人のほうが吸ってる人と比較して、肺がんの確立は4分の一と少なくなってるのは事実ですよね？

そうそう。でも統計的な意味合いだけだとエビデンスレベルが低いはずだから、鍼灸が腰痛にいいというエビデンスは統計的な意味合いだけじゃなく、さらに鍼がどのように細胞に作用するかという部分のメカニズムもきちんと整備されているので、エビデンスはより高いことになるよ。より高いエビデンスとなるとタバコのもつ有害物質がどのように作用してどのようにガン化していくのかを、もっと明確に出さないといけないのだけど、タバコも、二酸化炭素も、四日市であったような有害な物質は喘息にこそなったけどガン化して癌が大量発生したというデータはないんだよね。

そう考えると、国がエビデンスがないから保険診療を認めないというのは嘘で、タバコのようにエビデンスレベルが低くても認めてる国が、より高いエビデンスをもつ鍼灸を保険診療や病院医療に参入させないのは恣意的ですよね？

そういう事だね。まさに、鍼灸を病院医療に入れない入れたくないというのはもっと他に理由があるんだろうと思う。

先生はそれはなぜだと？

日本人の民族の民度が低いと考えているんだよ。

え？どういう意味ですか？

日本人はどうしてかアメリカや欧州で認めたことには弱いけど、中国をはじめ韓国や台湾先行の事象は認めずらいというのがあると考えているんだよ。これは日本と日本人が自分より上と考えている欧米が認めたものだからという点と、自分より下と思ってる中国の求めたものはという意味という事なんだけど。

なんとなくわかります・・・日本人はどうしてか欧米を常に向いてる国ですよね？

そうそう、エビデンスはその欧米を向いてるという事を気が付かなさそうにするだけの仮面であるという風に僕は考えているんだよ。

民度の低さですね・・・なるほどです・・・

この話、皆さんはどう思いますか？

僕は事実だと思ってるんです。