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Chapter5 受注業務のDB設計についてメモ②

前回の続きです。前回の記事はこちら👇

■出荷基準と検収基準
企業が計上を行う基準として、出荷基準と検収基準がある。

物販販売は「出荷基準」
→こちら側の出荷確認になるものが確証となる

サービスの提供は「検収基準」
→客先の検収書が売上の確証となる

■在庫引当
お店などで「売約済み」となっているものをシステムでは「在庫引当」という
3つの在庫引当に分類できる
1.即時引当・・・早いもの順で在庫が引当られる

イメージがもしかしたら違うかもしれないが、アイドルのチケットやミュージシャン、劇などの有名なチケットが買われてなくなることに近いイメージ

2.まとめ引当・・・(早いもの順にすると一部の人がごっそりまとめ買いしてしまうのを防ぐために)後でまとめて引当処理を行うこと

3.手配品・・・在庫を持たない業態の場合、注文を受けてから仕入先に発注するケース

■受注と受注明細
テーブルは通常、「受注データ」と「受注明細データ」を作成しリレーションを持たせる。

受注データテーブルは「顧客」、「受注日」など受注に関する情報
受注明細データテーブルは「商品名」、「数量」など具体的な明細内容を格納する

希望納期項目について、受注テーブルだけに持たせる場合と、複数回に分けて商品を納入する場合がある。複数回納入する場合、受注明細データ側も希望納期項目を設ける。

値引きをする場合、会計上は売上のマイナスになる。しかし、「値引き」項目に金額を入力し集計時に売上のマイナスに振り返る方法もある。
直接マイナスにするのではなく、「値引き」項目でデータの値を持たせて集計する。確かに、この方がデータの詳細を追うことや分析ができるのでより正確に分析ができるように思う。

省略したところもありますが、今回は受注データと受注明細データ周りのことをメモしました。

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