サービスデザイナーになった頃の私が、どうやってビジネスを学んだか。
私が「サービスデザイン」というものをやるようになった頃、一番苦労したのは、経営や事業全般に関する知識の不足でした。
それまでは、コンテンツディレクターとして会社案内や広報誌など印刷媒体の企画制作に携わってきた人が、いつの間にか、新しいプロダクトを開発して事業化させようとかそんな会話が交わされる場面にデザインの専門家として関わるわけですから。特に何もよりも「ビビった」のは、相対するクライアント企業の担当者の立ち位置です。コンテンツディレクターの頃は広報・宣伝等いわゆるコーポレー