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俺は広告塔なんかじゃない

今回は少し旅と外れるが、そんな考え方もあるのか!と驚いた経験について綴りたい。

これは、私のパートナーの話だ。

以前この記事で私がパートナーを(仮名)で呼んでいた理由がここで明かされます😂

みなさんはパートナーとショッピングによく行くだろうか?私たちはあまり行かないのだが、理由は簡単だ。私たちには物欲がない。この一択だ。

もちろんショッピングを全くしない訳ではない。ただ、パートナーはなかなかにこだわりが強く、俗に言う服やバッグ、小物などを買うショッピングはあまり一緒に行きたくない。(ごめんなさい)

そのこだわりというのが、
ブランドのロゴやマークが入っていたり、キャラや絵柄が描かれている一切のモノが、買い物対象外になる
ということだ。

トップスは黒か白と決まっていて、下はジーンズか短パンといった具合だ。そう。彼は言わば現代版スティーブ・ジョブズなのだ。
ということで、ここから彼のことをジョブズと呼ぶことにしよう。

ジョブズのその強いこだわりに、私は最初理解ができなかった。

彼の論理はこうだ。

ブランドのロゴやマークが入った何かを身につけるということは、自分がそのブランドを広告するということだ。ただ、僕は本当に自分が信頼できるブランド以外の広告塔にはなりたくないし、なるつもりもない。
加えて、もしロゴやマークが入っていない、全く同じ品質の商品を購入すると、ロゴやマークの入った商品よりも安く手に入れることができる。
つまり、あなたはその差額分をそのロゴやマークに支払い、知らずのうちに他の人々に宣伝するツールと化している。『流行』に乗りたいというのもわかるけど、それも結局はそのロゴやマーク、デザインに価値をつけるだけであって、本来の品質に見合った価格ではないと僕は思う。
今身につけているもの、本当に自分が納得して、身につけたいと思ったものなのか、今一度考えた方がいいよ。

それから日本でジョブズと服を買いに行くときは、大抵は以下の2店で購入することが多い。
・無印良品(何もロゴ等がないため)
・ユニクロ(肌着関係はここがベスト、無地のトップスが最高)
それ以外のブランド物は、リサーチにリサーチを重ねて、本当に品質の良い、長く身につけることができる物を厳選して購入するのである。

車についても将来自分の好きな車を買って、ロゴを取り外して愛用したいと言い放っている。なんということだ、売った車会社としては、そんなこと知ったらひとたまりもないだろう。

私はそんなにブランドに興味もないし、なんなら、服も自分の好きなスタイルだけ着たい、流行なんて関係ないと思うタイプ。だが、彼の考え方はまたどこか私と異なり、私にはとても刺激的だった。

ときたま、ジョブズは私が予想もしないことを発言したり、行動したりする。それが新しいインスピレーションをくれたり、良い方へ転じたりすることも多々ある。

何より周りの目を気にしてばかりだった過去の自分から少しずつ抜け出せるようになり、自分に自信を持てるようになったきっかけも彼だった。

今回の彼の考え方も、少なからず私に影響を与えていることに間違いない。

みなさんはパートナーと考え方が違うことで、更に仲が深まったり、自分に良い影響をもたらしてくれたり、そんな経験はありますか?


写真は遠距離恋愛中の久しぶりデートで訪れた都庁からの夜景🌃

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