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タイのおばちゃんにしばかれた話

『しばく』なんて、そんな言葉久しぶりに聞いたよ!なんて人もいるかもしれないが、小娘は台湾で一度、タイでも一度、しばかれたことがある。

今回は家族でタイに旅行した時のことを綴りたい。

小娘と両親はバンコクでは特にツアー等は申し込まず、その日の気分でなんとなく過ごしていた。

タイといえば、マッサージ!
私たち3人はJTBと契約を結んでいる割と有名なマッサージ店で古式マッサージを受ける事にした。

タイ古式マッサージは、マッサージ師がエルボーやら寝技やらをキメて、身体をほぐすタイプのマッサージなのだが、これがまた側から見るとシュールなのである。(気になる人は画像検索してみると様子がわかります)

最初にマッサージを受ける前に、アンケートで強さや、患部等がないかの確認を受けるのだが、小娘はsoftでお願いをした。そして右膝の負傷のこともあり、右足は優しめでと伝えた。

初めはとても良かった。
瞑想っぽい感じでスタートして、とてもリラックスできた。香りの素敵なアロマオイルを使ってマッサージしてくれた。とても滑らかで、眠りにつきそうな具合だった。が…

後に、本格的な古式マッサージが始まった。

マッサージ師のおばちゃんは、日本語で「カタスギルヨ」「カタイ」を連呼して、小娘の背中や腰をほぐしてくれた。その指圧が段々と強くなり、「ん?これは指圧なのか?」というぐらいに強くなり、気づけばエルボーをキメられ、寝技が始まった。

そう、おばちゃんのしばきが始まっていた😂

小娘は「いたぁ〜い」と言いながら、意思表示をしてみた。が、おばちゃんは「カタイ」「ダメ」の繰り返しで、容赦なかった😂

おばちゃんも寝そべりながら、自分の腕や脚を器用に使って、小娘の身体のしばいていた。

プロレスごっこでもしているのかと思うぐらい、色んな体勢になり、痛すぎで床を叩くまでは行かないにせよ、ひたすらに「ひぃ〜」とか「ぐわぁ〜」とか叫びながら、おばちゃんの1時間半に及ぶシバキに耐えた😂

両親2人も、ちょうど良いマッサージだったらしく、ご満悦だったのに対し、小娘は運動後の爽やかな疲労感があった🤭

初めての体験で最初はちょっと怖かったのも事実である。ゴリゴリ身体中から音が鳴ったりしたら嫌だなとか思っていたが、エルボーやら寝技をキメられている割には、そんな野蛮な施術はなかった。

逆にタイのおばちゃんのプロ意識と言ったら、相当なものだなと思ってしまった。若者にも容赦なく、痛いと言われても施術に意識を注ぎ、貫き通す姿は圧巻である。

きっと客観的におばちゃんと小娘のやり取りを見ることができたら、本当に面白かっただろうなと思う。

是非タイに行ったら、古式マッサージを体験して頂きタイ。

※ちなみに、今回我々が使ったような日本の旅行会社と提携を組んでいるようなマッサージ店での施術を勧める。小娘の友人(男)で、タイで手頃なマッサージ店で施術をお願いしたら、大変な事になりそうだったという、怖い体験をした人もいる。是非、ちゃんと下調べをして、安全なお店選びに尽力を🙌🏻


写真はwat phoを訪れた時に撮った寝仏様。寝仏様のチャームポイントは足紋です🦶

下記のリンクから実際に小娘が訪れたマッサージ店の情報を確認できます。

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