コラボバッグを関係ない別現場に持って行くのは罪か

私が愛用しているSuper Groupiesの「へし切長谷部(極)モデルバッグ」。

和装にも洋装にも合うその優秀さと、見た目以上にモノが入る機能性の高さから、休日出かける予定がある時は決まってこのバッグを使っている。のだが。ここ数日ずっとモヤモヤと悩んでいることがある。

「コラボバッグを全く関係ない別現場に持って行っていいか問題」。全世界の殆どの人間は一切気にしないであろう。どうでもいい、好きなバッグを持って行けばいい、でも自分が気にしてしまう。

何をそんなに悩んでいるかというと、近々「刀剣乱舞」も「へし切長谷部」も全く関係のない、とある舞台にこのバッグを持って行こうとしているからである。
全く関係のない、だと少し語弊はあるかもしれない。正確には、「刀剣乱舞とへし切長谷部に縁のある方が出演される舞台にこのバッグを持って行こうとしている」。正直、この時点で人物も舞台もピン!と来る方がいらっしゃるかもしれない。どうかオフレコでお願いします。

閑話休題。

「別のバッグで行けばいいのでは?」と思うだろう。事実、私もそうしようと思った。だが、そのバッグ以外だと、100点満点の私にならないのだ。
というのも、その舞台には前々から「着物で行こう!」と考えていて、チケットが当たる前から作品をイメージした、所謂「概念コーデ」を組んだ。着物はこれにしよう、帯はこれ、この人物のこの部分は小物で…と考え、さてバッグをどうしようかとクローゼットを開け、1番に目に入ったのはへし切長谷部のコラボバッグ。別作品だしなぁ〜と思いながら合わせると、合ってしまった。空に太陽があるように、魚は水に住むように、至極当たり前、そのコーデにはそのバッグしかないと言わんばかりの100点満点、いや10000000000000000点のコーデが完成してしまった。10000000000000000点のコーデを見てしまってはもう他のバッグで妥協は出来ない。

私がこんなに躊躇するのにはもうひとつ理由がある。「キャラクターと演者を同一視するオタクだと思われたくない」だ。
界隈の特性的に、どうしてもキャラクターと演者を同一視する人は一定数いる。私は正直、その「同一視する人」が苦手で、自分がそう思われたくないからこそ、コラボバッグを別現場に持っていくことに躊躇してしまう。

100点満点の自分か、自分の思想か。
舞台まであと約1ヶ月。


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2023.1.29  追記
続きを投稿しました。


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