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ナポリ留学体験記#14 イタリアのスーパー事情

こんにちは、こんばんは。
みほです。
皆さん、いかがお過ごしですか?

前回の投稿で、ナポリめっちゃ寒い!って言った気がするんですけど、
ナポリの冬は本当に一瞬でした。
この1週間は春の陽気といった感じで、昼間はダウンなしでも問題ないくらいです。
そして毎日快晴。冬でも天気がいい日が多いのがナポリのいいところですよね〜☀️

今回のヘッダーは、Lungo Mareという海岸から見た夜景です。
急に友達から「散歩行こ!」って誘われて、ぶらぶら歩きに行った時に撮ったもの。
夏であれば観光客で溢れている海岸も、閑散期となれば誰もいません。
そんな中、しょうもないことを言い合ってゲラゲラ笑いながら歩く瞬間が、
後からかけがえのない思い出になるんだろうなー、なんて、夜景を見ながら少し感傷に浸ってしまいました。
もう少し暖かくなったら、海岸沿いでみんなでお酒飲もっと。

さて、今週も特段お知らせするような出来事はなかったので、
忘れないうちにイタリアのスーパー事情についてまとめておこうと思います。

海外旅行好きな皆さんの中には、「現地のスーパー巡るのが一番楽しい」なんていう変わり者もいるのではないでしょうか。
私は留学に来るまでそんなこと思ってなかったのですが、イタリアのスーパーや他のヨーロッパ諸国のスーパー巡りをするうちに、いつの間にか地元スーパーの魅力に気づき、現地のスーパーに行くのがルーティーンみたいになってしまいました。笑
今回は、イタリアのスーパーならではの商品や仕組みを紹介しようと思います。
スーパーで使われるイタリア語も少し載せるので、イタリアに旅行する予定のある方はぜひ参考にしてみてください!

野菜・果物は量り売り!

それでは早速、Supermercato(スーペルメルカート)の中へ!

大体のスーパーでまず最初に目に入るのは、大量の野菜と果物です。

さすがイタリア。シチリアで採れたみかんやレモンが年中置いてあります。

ここで日本と大きく異なるのは、量り売りシステムであるということ。
日本は、「バナナ一房100円」とか「キャベツ一玉120円」とか、そういう売り方だと思うんですけど、ここでは自分で好きな分だけを袋に詰めて重さを測り、その重さに沿った値段で購入します。

このバナナは、「1キロ当たり1.88ユーロ」です。
プレートに書いてある番号(ここでは0591)を覚えておく必要があります。
ちなみに、イタリア人の書く数字はめちゃめちゃわかりにくいです笑

例えばこのバナナであれば、一房全部を袋に入れてもいいですし、この場で必要な分だけちぎって袋に入れてもいいです。
「明後日から旅行だから、2本だけ欲しい・・・」みたいなレアケースでも、腐らせることなく必要な分だけ買うことができます。

買いたい分を袋に詰めたら、計量マシーンのところへ、、、

最初は仕組みが意味不明すぎて、店員さんにお願いしていました。

袋を台の上に乗せると、勝手に計量をしてくれます。
計量が済んだら、商品プレートに書いてあった数字を入力し、シールを発行!
そのシールをペタッと袋に貼って、完了です。
この仕組みを知らずにそのままレジまで持っていくと、店員さんにすごく嫌な顔をされてしまうのでお気をつけて。。😂

野菜とパンも同じやり方で購入します。
もちろん、いくつかがまとまってセット価格になっているものもあるので、全てが量り売りになっているわけではありません。
が、自分の欲しい分だけを買えるこのシステムは、日本よりもお財布的にも環境的にもエコなのかも知れませんね。
最近話題になっている食品ロス(特に家庭ごみ)の軽減にも繋がりそうです。
ちなみにこのシステムは、イタリアのみならず、他のヨーロッパ地域でも見られます!

イタリアといえば、、、?


さて、ここからはイタリアならではのスーパーの様子をお届けします。

まずはこちらの写真をどうぞ。

右を見ても、左を見ても、端から端まで全部パスタ。
日本ではあまり見かけない「トマト瓶」が主流です。

圧巻のパスタと、トマト缶の種類の多さ!!!!!!!

このスーパーは住んでいる地域で一番大きところなので品揃えが良いほうなのですが、
他のスーパーでも大抵1列か2列はパスタで埋め尽くされています。
トマトも、正直私には何が違うのかよくわかりませんが、すごくいろんな種類のトマト缶やトマト瓶が売られています。
最初にこれを目にした時が、一番イタリアに住んでいることを実感したかもしれません笑

パスタ・トマトときたら、次にイタリア料理に欠かせないものは何でしょうか。
そう、チーズです!🧀

「〇〇を100g分ください。」はイタリア語で
「Vorrei un’etto di 〇〇.(ヴォレイ・ウネット・ディ・〇〇)」です。

チーズも、日本では聞いたことないものもたくさんあって、本当に種類が多いです。
大きめのスーパーだと、チーズも量り売りしてくれるスペースがあったりします。

こちらのスーパーでは、全商品に1kg当たりや1kL当たりの値段を書いてくれるので、
どの商品がお得かを選ぶのに非常に助かります。
ちなみにこれはトイレットペーパーの値札です。笑

さて、買い物が終わったらレジに向かいます。

店員さんに「Prego.(プレーゴ)」と言われたらレジに進んでください。
だいたい次には「Busta?(ブスタ?)」って聞かれます。
袋いる?っていう意味なので、いる時はSì、いらない時はNo,grazie.と答えましょう。
超簡単です。
ちなみにほとんどのスーパーでカードが使えるので、
旅行をする際の現金は必要最低限でも問題ないかと思います。

さて、イタリアスーパーツアーはいかがでしたか?
他にもこんなこと知りたい!見たいことがあったら、ぜひ教えてください!

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