一人でやると良い事

ここ数年間で発見した、一人の時にすると良いことをまとめてみる。
ここでいう”良い”というのは、生産性どうこうではなく、余計な考え、感情が消えて心が落ち着くということ。禅。

家編

毎日の8割くらいはこれ。
誰にも邪魔されないし、時間も他人も気にしなくて良い。暖かいコーヒーか紅茶、さらには草もあれば最高。

1 音楽を聴く

どんなに疲れていても、お金がなくてもいつでもできる至高の行為。
これは音楽に限らず言えることだけど、マルチタスクは絶対にしない。音楽を聴くときは、ただ目の前の音に集中する。音一つ一つを味わって楽しむ、これが音楽である。
自分は気に入った数曲を永遠にリピートすることが多いが、色んな知らない曲を見つけに行くのもまた楽しい。

2 料理

自分が作った料理が一番美味しいと感じるのは私だけだろうか。
何を作るか考える、料理する、食べる、といった全ての工程が幸せなのは素晴らしい。
肉を焼く音、揚げ物をする音、野菜を切る音、料理の音はどれも優しい。料理とは音楽であり、芸術である。
起きてサンドイッチを作る、それだけで1日ハッピーになれる気がする。

3 読書

本を読むことの素晴らしさは、このnoteを読んでる人なら既に知っていると思うので今さら語るまでもない。
自分の場合は気に入った言葉とか描写があればなんども反芻したり、声に出してみたりする。だから人よりも1冊を読み終わるのが遅いと思う。そもそも同じ本を何回も読み返すので、”読み終わる”という感覚があんまりない。
上から下、右から左に本を読むのもいいけど、適当に開いたページを読むのも楽しいのでおすすめ。詩集とか図鑑みたいな、そういう楽しみ方ができる本は特に好き。
義務感で読む本ほどつまらないものはないと思うので、本当に読みたい本だけをすぐ手の届くところに置いて、読みたくなったら読むのが良いと思う。

4 ペットと遊ぶ

生きていてこれよりも大切で幸せな時間はないと思う。うちでは犬2匹と猫3匹を飼っていて、体が1つじゃとても足りないと感じることが多々ある。
人間と同じくらい寿命があればいいのに、といつも思うが、仮にもしそうだったら結婚して子供を作る人はきっと今より激減するだろう。またその世界では人類は今よりもずっと優しくて平和であるに違いないが、生まれてくる子供は減り、緩やかに滅びていくだろう。しかしそんな世界も悪くないな、と思ってしまうのは私だけではないはず。

5 楽器を弾く

別に上手くなくてもいいし、毎日練習する必要もない。自分の頭の中にある音を鳴らす、それだけで気持ちいいと感じる。個人的には、ピアノよりもギターのほうが何となく楽器初心者でも始めやすいと思う。ピアノは小学校のとき習っていて、今でも時々弾くけど本当に難しい。今は椅子のすぐそばにギターを置いていて、弾きたいときにいつでも弾けるようにしている。
私は夜型の人間なので、元気が出てくる夜中にはもう練習できないのがもどかしい。

外編

自分の場合、2、3日続けて外出するのは体力的にかなりしんどい。しかし外の世界にしかない素晴らしいものもたくさんあるので、心と体に余裕があるときは外に出てみる。あと気持ちはわかるけど、外で草はやめよう。自戒。

1 散歩

外出といえばやはりこれ。外なのにお金もかからないし何よりそこまで疲れない。よく晴れた昼間の散歩からは何物にも代えがたい幸福を得ることができる。もちろん夕方も、静かな夜もいい。自分はその日の空とか、見つけた花とか、綺麗だと思ったもの写真を撮ってみる。絵を描いてみてもいいかもしれない。
将来は周りに海か山があるところに住んでみたい。

2 美術館、博物館に行く

多くの美術館、博物館にすぐ行けるのは東京の近くに住む数少ないメリットかもしれない。定期的に美術館の展示情報を見て、面白そうな展示があれば行ってみる。学割がとてもありがたいので、学生のうちにたくさん行っておきたい。たまにギャラリートークという有難いイベントが行われることがあるので、そういう機会には積極的に行くようにしている。昼過ぎくらいにいくと、大体閉館まで時間が足りないので注意。上野とかの大きい美術館なら尚更。

3 小旅行

体力が有り余ってる時、たまにする。鎌倉までアジサイを見に行ったり、埼玉まで彼岸花を見に行ったり。流石に疲れるので一日で帰れる範囲で。知らない町の喫茶店に入ってみたり、散歩したりする。何となく寂しくなったら家に帰るようにしている。


最後に

書いていて、これ老後みたいだな・・・と気づいた。でも年を重ねるごとにこういうのがどんどん増えていけばいいなと何となく思う。それと最近思うのは、ツイッターとかSNSを見ている時間は精神的にもあんまりいい影響がなくて、無駄なことが多いということ。動物とか風景の写真を見る分にはいいんだけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?