隣同士に見えていても
本当は永遠なる
遠き距離
何を言ってるのか
全然聞こえない
何を奏でているのか
全然わからない
それでも
煌めく河の向かい合わせに
立つ二人なのだと
思っていたのだけど

もう迎えは待たない
私の衣は一人織る
生も死も澄も濁も
合わせ色なす薄衣

ー七夕祭に
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