今話題のニュース・・・!クレディ・スイス?UBS??

UBS、クレディ・スイスを約4300億円で買収!!

ということで、結構歴史的な銀行統合となりました。

そもそも、クレディ・スイスとは??
UBSとは??

ということで、簡単にお話します。


クレディ・スイス・・・スイスに本社を持つ世界有数の証券会社です。もちろん、日本にも拠点がある外資系投資銀行です。
設立が、1856年ということで老舗証券会社。
Wikipediaに記載されていますが、従業員は約47,860人(2019年末現在)。


UBS・・・クレディ・スイス同様、スイスに本社を持つ投資銀行。
スイス最大の銀行機関および世界最大。UBSのクライアントサービスは、厳格な銀行顧客の守秘義務と銀行機密の文化で知られている。
アメリカ大陸EMEAアジア太平洋市場で大きな地位を占めているため、金融安定理事会はUBSを世界的にシステム上重要な銀行とみなしている。
(Wikipediaより。)
従業員数は、66,922人(2019年06月30日現在)。

その2つの金融機関による買収がこの度行われるとなった。

では、買収の金額は???
30億スイス・フラン(約4300億円)規模の株式交換になり、合意には広範囲な政府保証と流動性供給が含まれる。
クレディ・スイスの株式時価総額は17日終値時点で約74億フランで、買収額はこの半分未満となる。

1株当たりの買収価格は、2007年のクレディ・スイス株のピーク時を99%下回る。

おおおおお・・・・・
相当買いたたかれた値段。。。。。


規模は全く違うが、
三井住友銀行が経営不振となり、三菱UFJ銀行が買収する
みたいなイメージ
(規模感が全く違うのであくまでイメージでお願いします。)

世界有数ということもあり、国が介入しています。
スイス中央銀行のヨルダン総裁(日銀の総裁?みたいな人)が、19日の会見で「迅速に行動し、できるだけ早く解決策を見いだすことが不可欠だった」と説明した。
ということで、

安く買いたたかれても、とりあえず、この金融危機を乗り越えないといけない!!
ということが一番の優先事項だったのでしょう!

アメリカの米連邦準備制度理事会(FRB)(日銀版)と米財務省、欧州中央銀行(ECB)(日銀版)はこの合意を歓迎した。

これが、一番の決め手なのかもしれません!!


国が動くくらい、大きな金融危機に直面する所をギリギリで阻止できた・・的なイメージなのかもしれません!

日本でいうと、山一證券の破綻・拓殖銀行・保険会社の破綻でどこかの企業に買収しないと潰れてしまう・・・・
ということで、国が動かないとやばい状況であったことは間違いありません。

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