固定資産税って、どう計算されるの??


◆固定資産税・・・
「固定資産」とされる土地や家屋、償却資産などに対してかかる税金

固定資産税は、国に納める税金ではなく地方に納める税金となります。

ですので、納税の通知書には県もしくは市の名前が書いているかと思います。

では、実際にどのようなモノに対して税金がかかるのでしょうか???

[土地]
田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、その他の土地(雑種地)
[家屋]
住家、店舗・工場(発電所・変電所含む)、倉庫、その他の建物
[償却資産]
構築物、機械・装置、工具・器具及び備品、船舶、航空機などの事業用資産で、法人税法又は所得税法上、減価償却の対象となるべき資産。ただし、自動車税種別割、軽自動車税種別割の課税対象となるものは除く

東京都主税局より

次に、計算方法についてお話します。

固定資産税額の計算は、土地や建物の場合

「課税標準額×標準税率1.4%」

というのが基本です。

課税標準額とは、固定資産税評価額をもとに算出される価格で、計算のもととなる固定資産税評価額は、3年に1度の評価替え(評価額を資産価格の変動に対応する適正な均衡のとれた価格に見直すこと)が行われています。

固定資産税評価額は、マイホームを持っている人であれば、毎年送られてくる固定資産税課税明細書に記載されています。
自分が所有していない不動産の固定資産税評価額を調べたい場合は、各市町村にある固定資産課税台帳を閲覧することで確認できます。

この基本的なことを知っているだけで、大きく変わってくるかと思います。

では、最後に

◆マイホームの軽減措置について触れます。

【土地についての軽減】
マイホームの土地(住宅用地)については、200m2までの部分の課税標準を6分の1(200m2超で床面積の10倍までの部分は3分の1)で計算してくれる特例があります。

【建物についての軽減】
新築住宅(建物部分)については3年間(新築マンションなどは5年間)、認定長期優良住宅では5年間(新築マンションなどは7年間)、120m2相当分までは固定資産税が半額になる特例などがあります。

このように、国としても軽減措置を準備してくれていますが、
知らない方も非常に多いです。



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