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今日の勉強のアウトプット#1

こんにちは、薬学男子です。
今日、勉強したことのアウトプットをこの記事でしたいと思います。

薬が見えるvol.1の交感神経に作用する薬について


1.交感神経系の情報伝達

交感神経系の神経伝達は、主に次の2つ

中枢神経節前ニューロン→Nn受容体→中枢神経節後ニューロン→ノルアドレナリン→効果器
副腎髄質→Nn受容体→アドレナリンの分泌→血流に乗る→効果器

2.カテコールアミンの代謝

チロシン→チロシン水酸化酵素→レボドパ→ドパ脱炭酸酵素→ドパミン→
ドパミンβ水酸化酵素→ノルアドレナリン→
フェニルエタノールアミンNメチルトランスフェラーゼ→アドレナリン

3.カテコールアミンの分解

MAO:モノアミンオキダーゼ
COMT:カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ

MAO→細胞内
COMT→細胞外にある

4.アドレナリン作動薬

作動薬は、次の3種類
・直接アドレナリン作動薬
・間接アドレナリン作動薬
・混合型アドレナリン作動薬

5.直接型アドレナリン作動薬

アドレナリン
α、β受容体に効く
α₁作用→血管平滑筋収縮
β₁→心収縮力上昇、心拍数上昇
β₂→気管支平滑筋収縮

ノルアドレナリン
α受容体に効く、β受容体は、ほぼ効かない
α₁→血管平滑筋収縮

6.交感神経興奮時の出血の反応

α₁とβ₂どちらの受容体が発現しやすいか、で決まる
闘争と逃走が受容な器官では、β₂
そうでない器官は、α₁

β₂→心臓の冠動脈、骨格筋、肺
α₁→腹部内蔵、皮膚、腎臓

7.α₁選択的刺激薬

フェニレフリン→急性低血圧、散瞳
ナファゾリン→充血の改善
リトドリン→起立性低血圧

充血は、目の血管が拡張した状態→α₁刺激→血管収縮→充血改善
散瞳(交感神経優位)→瞳孔散大筋のα₁、収縮、瞳孔括約筋、弛緩
縮瞳(副交感神経優位)→瞳孔散大筋、弛緩、瞳孔括約筋M3、収縮

8.非選択的β受容体刺激薬

イソプレナリン
β₁とβ₂を刺激

β₂刺激、甲状腺ホルモンは、骨格筋のNa/K ATPaseを直接、活性化
細胞外からK⁺を細胞内へ、Na⁺を細胞内から細胞外へ移行
→低K血症、振戦



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