自分を縛る、べき思考たち。

わたしの中にはたくさんの「するべき」と「〜しちゃいけない」がある。

よく出てくるものと言えば、「人に迷惑かけちゃいけない」かな。

そこに関連して「できないって言っちゃいけない」「断っちゃいけない」が自動的についてくる。

さらに、これに無数の〜しちゃいけないがある。

・失敗しちゃいけない。成功して当たり前。
・求められるのは成功以上のもの。
・仕事を嫌だと思ってはいけない。
・感情を表に出してはいけない。
・手を抜いてはいけない。
・相手の期待にはこたえないといけない。
・相手が望むもの以上を出さないといけない。
・急かされる前に提出しないといけない。
・口答えしてはいけない。
・相手の言う通りの納期にしないといけない。
・自分で言った納期は守らないといけない。
・途中段階で投げ出してはいけない。
・人に手伝ってもらっちゃいけない。
・全部自分でやれなきゃいけない。
・いつも一定のクオリティを維持しないといけない。
・できないこと、苦手なことがあってはいけない。
・聞かれてない自分の話はしてはいけない。
・相手にとっての正解をいつも確実におさえないといけない。
・頼まれたことにはいろいろ聞かずに調べて相手がして欲しいところまでやっておかないといけない。
・次の動きまで考えて、相手が判断しやすいようにしないといけない。
・失礼な印象を与える言葉をつかってはいけない。
・気を遣わせないように気をつかえないといけない。
・相手の質問には適切にこたえれないといけない。
・他人の要求は受け入れるべきだ

基本的なことも多いけれど、極端な思考も多く、雁字搦めになることもある。

正直かなり苦しくなりやすい考え方だと思う。
生きづらいってこういうことなんだろう。

そして、こういう気持ちの根本は見捨てられ不安から来ているような気もしている。

役に立たなければ生きてる価値はない。
生産性がないならクビになるべきだ。

自分は役立たずだから、仕事あふれるくらいやってはじめて常人と同じ程度になれる。

専門性のない役立たずなんだから、時間をかけて量をこなせなきゃならない。相手が楽になれるようなやり方をしないといけない。

上手く進められないのは全部自分のせい。

冷静になって考えれば、謙虚通り越してもはやおごりたかぶってるレベルなんですけどね。

本来の自分の狭いキャパでしか仕事できないなら、クビにされる。

こんな役立たずは雇う価値がない。

経営者にとっての損失。会社にとっても毒だと本気で悩んでいる。

自分のポジションにいるのがもっと別の人だったら、会社としてもっと上手くいく。

自分は組織のガンだって気持ちがずっと消えない。
ガンじゃなくなるためにはどうしたらいいかも分からない。

何をどう頑張っていいのかわからない。
自分が消えるのが1番ラクな選択にしか思えない。

いなくなることこそが正解。
そう思ってしまった。

上司は引き止めてくれたけど、情にあついタイプだから、能力云々よりも感情で話してる気がした。

誰よりも役立たずで能力がなくて、
融通がきかなくて、仕事が遅くて、コミュニケーションにコストがかかる。

そんな人間が残業できない、仕事受けられないってなったら、雇う理由がないんだよね。

辞めたいと言うならこれ幸い。経営者にとってはさっさとやめてくれる方がいいと思う。

別に自分1人いなくても会社はまわる。一時的に負担は増えるかもしれないけれど、この世に絶対必要な人っていないんだよね。

なのに、やめないで欲しいと言われて戸惑っている。
何も出来ないゴミなのに。

わたしは何が出来れば自分を認められるようになるんだろう。

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